■ 今週のTOPIC 「宅配ボックス 種類と特徴」
2019.08.08 / お知らせ・新着情報
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■ 今週のTOPIC 「宅配ボックス 種類と特徴」
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宅配の荷物を受け取る機会が多く、
留守がちなご家庭にあると便利なのが
宅配ボックスです。
不在時に荷物などを受け取ることができる、
マンションではお馴染みの設備アイテムです。
最近では、一戸建て用の
商品バリエーションも増えてきて、
身近な住宅機器のひとつと
なってきているようです。
そこで今回は、
宅配ボックスのメリットや種類と特徴を
お伝え致します。
◆宅配ボックスを設置するメリットは
留守でも荷物を受け取れ、
防犯面も安心な事です。
宅配ボックスのメリットは、
なんといっても不在時に配達される
荷物を受け取れ、保管できることです。
共働きであれば、週末にしか
受け取れないケースもあるでしょうし、
急な外出で不在になる場合もあるものです。
宅配ボックスを設置することで、
荷物の配達の日時を気にしないですむ、
ということが大きな魅力でしょう。
また、帰宅後に再配達の連絡も不要ですし、
直接対面しての受け取りではないので
プライバシーやセキュリティなどの面でも
安心なこともメリットとして挙げられます。
不在時だけでなく、
夜間の来訪であったり、高齢の方や
幼いお子さんがいらっしゃるご家庭など、
外部との対応に不安を感じる場合などでも、
便利なアイテムと言えます。
◆宅配ボックスにはどんな種類がある
機能で分けると「機械式」と
「電気制御式」のふたつです。
宅配ボックスは、機能的に分類すると、
ダイヤル錠などにより扉の施解錠を行う
「機械式」と
外部の電源を利用して扉の施解錠を行う
「電気制御式」があります。
「機械式」には、
電池などを利用して作動させるものも
含まれます。
戸建住宅に取り入れる場合では、
「機械式」は配線工事が不要なので、
新築だけでなくリフォームでも、
比較的簡単に設置することができるでしょう。
エクステリアメーカーなどの商品も
多くみられます。
電気関連の故障やメンテナンスなど
諸経費も不要なのもメリットでしょう。
◆宅配ボックスのサイズはどのくらい?
サイズは商品によって異なります。
戸建住宅用の宅配ボックスの大きさは、
メーカーや商品によっても異なりますが、
いくつかの種類が揃っています。
受け取れる荷物のサイズでは、
宅配60サイズ
(荷物の長さ、巾、高さの3辺の寸法の
合計が60センチまで)から
宅配100サイズ程度です。
スリムなタイプや
コンパクトなタイプなどもみられます。
また、受け取ることができる重さも
商品によってさまざまなので、
受け取ることが多い荷物を
考慮することが必要です。
◆設置するにはどんな方法があるのか
門塀や外壁に埋め込んだり、
スタンドなど様々なデザインがあります。
住宅向けの宅配ボックスには、
門塀や外壁などに埋め込むタイプや
壁掛タイプ、
専用のスタンド(ポール)などに
設置するタイプ、
機能門柱と組み合わせるタイプ、
据え置きタイプなどがあり、
敷地条件やエクステリアプランによって、
選ぶことが可能です。
設置する場所に合わせて、
ボックスの扉の開閉方向を
選ぶことができる商品もみられます。
また、郵便ポストと宅配ボックスが
一体化したタイプなどもありますし、
エクステリアメーカーの商品には、
門柱や門扉、フェンスなどと
コーディネートできるタイプなども
揃っています。
ボックスをふたつ以上
組み合わせることができる商品もあります。
◆デザインバリエーションはある
ナチュラルなタイプや
ビビットなカラーも揃います。
メーカーの商品傾向をみてみると、
シンプルなタイプだけでなく、
ナチュラルな木目調や
ビビットカラーの扉デザインも
みられるようになりました。
ポストと一体化したタイプや
すっきりとしたデザインなど、
外構デザインに溶け込むようなタイプも
増えてきています。
玄関扉や門扉などと
コーディネートしやすいシリーズも
みられます。
◆どんな荷物でも受け取れるのか
生鮮食料品などは不可です。
注意したいのは、
受け取りは宅配ボックスひとつにつき、
一個の荷物なので、
荷物を取り出さないと
次の荷物を預かることができないことです。
また、生鮮食料品などの生もの、
貴重品、書留などは
受け取ることはできないことも
理解しておきましょう。
◆使い方は 捺印はどうするのか
簡単な操作で使い勝手も高まっています。
宅配ボックスは、
メーカーや商品によって
詳細部分は異なりますが、
基本的に操作は簡単です。
多くみられる「機械式」のタイプの場合、
メーカーや商品によって
手順は前後する場合もありますが、
配送業者さんと居住者の操作は
以下のとおりです。
●配送業者さん
・宅配ボックスの扉を開けて荷物を入れる
・ボックス内に用意された印鑑、もしくは押印装置などを利用し、伝票(受領書)を押印。
・扉を閉じロックボタンなどで施錠
●居住者
・荷物の有無を表示や窓などから確認
・鍵などで扉を開け荷物を取り出す
・扉を閉め、空きの状態に戻す
◆宅配ボックスの最新傾向は
スマートフォンで確認、
集荷などができるタイプがでました。
最近では、スマートフォンで
荷物の投函や取り出し状況の確認ができる
商品などもみられるようになりました。
ホームユニットなどを通して、
スマートフォンに専用アプリなどを用い、
荷物の受け取り・取り出し時に
スマホに通知が届くタイプ、
複数荷受けや集荷対応もできるシステムを
取り入れた商品もあります。
共働きなど外出が多く、
宅配の利用頻度が高い家庭には
便利な機能かもしれません。
◆プランニングの注意点は
利用する頻度や荷物の大きさを考慮し
ショールームで操作をしましょう。
新築やリフォームで宅配ボックスを
取り入れる際には、
利用する頻度や荷物の大きさ、
操作性、将来のライフスタイルの変化などを
考慮して選ぶことが基本です。
宅配ボックス単体で検討するのではなく、
門扉や玄関まわりのプランニングと同時に
検討することも大切でしょう。
また、使い勝手はもとより、
大きさやデザイン、素材感などは、
ショールームで実際の商品を
操作するなどして確認をしましょう。
ホームセンターなどで
取り扱っている場合もあるので、
機会があれば、
チェックしておくようにしましょう。
それでは、また!