TOPIC「フラット35 4か月ぶりに金利が下がりました」
住宅金融支援機構(東京都文京区)が
民間金融機関と提供するフラット35の
2020年10月の適用金利が発表されました。
◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の
主力タイプの金利幅は...
1.30%(前月より-0.02%)~2.06%
と、今月は、4か月ぶりに
金利が下がりました。
1.30%台は切りませんでしたが、
魅力的なサービスを提供中です。
◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の
金利幅は以下の通りです。
1.21%(前月より-0.04%)~1.97%
と、中期に関しても据え置きました。
◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下の
タイプの金利幅は...
1.56%~2.32%
◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの
金利幅は...
1.47%~2.23%
以上のようになっています。
今月のフラット35は、
全体的に金利が下がりました。
多くの金融機関が、
固定金利を下げましたが
フラット35も同様に、
金利を引き下げました。
メガバンク・ネット系バンクも
金利を引き下げましたが
フラット35は、
安定的に低金利の状況ですので
圧倒的に有利です。
今月も引き続き
長期固定の金利は、
フラット35が強く、
魅力的なサービスを提供しています。
また、他の金融機関に比べて
審査が通りやすいのも
フラット35の魅力のひとつです。
◆2020年10月の住宅ローン金利の傾向
今月の住宅ローン金利は、
多くの金融機関が
総じて金利を引き下げています。
住宅ローン金利は、
ここ数カ月不安定な推移が続いており
今後も乱高下する可能性が高いでしょう。
理由は、
世界の金利を左右する
米国債10年物の金利が
乱高下しているからです。
また、米国の中央銀行は、
インフレ率が2%を突破するまで、
金利を引き上げることはないと発表し、
2023年まで、金利を引き上げないと
期日まで切りましたが、
足元の金利は上昇しています。
いずれにせよ、
日本の金利が
限界に達しているのは間違いありません。
また、
住宅価格が頭打ちになり、
下落する地域も増えています。
さらに平均年収も
2020年は低下する等、
住宅を取り巻く環境は
決して良くありません。
住宅ローン金利に関しては
ほぼ下がり切っているため、
むしろ今後は金利が上がるリスクを
考えるべきでしょう。
住宅の購入及び、
住宅ローンの借り換えを
検討している方であれば、
早めの行動をおススメします。
◆各住宅ローン商品の金利動向
●変動金利
ほとんどの金融機関が
金利を据え置きましたが、
ネット系バンクのトップである、
住信SBIネット銀行が、
キャンペーン終了と共に金利を引き上げました。
しかし、メガバンクの
三菱UFJ銀行と三井住友銀行は、
借り換え時の変動金利を引き下げております。
今迄ほとんどの金融機関が
金利を据え置いていた変動金利も、
不安定な動きになってきました。
●固定金利
短期固定は、
新規の借り入れに関しては
全ての金融機関が金利を引き下げました。
しかし、三井住友銀行のみですが、
35年を超える長期固定の金利を
引き上げており、やはり不安定な状況です。
フラット35は、
金利を引き下げており、
安定的に魅力ある水準で提供しており、
候補に1つにすべき住宅ローンであることに
間違いありません。
◆2020年10月の住宅ローン金利の動向を総括
多くの金融機関が
金利を引き下げた月と言って良いでしょう。
新型コロナウイルスの問題は
まだ収束しておらず、
住宅ローン金利も不安定な値動きを
続けそうです。
しかしながら、
日本の住宅ローンの金利は、
ほぼ下がり切っている為、
住宅の購入及び住宅ローンの借り換えを
検討している方であれば、
今はとても良いタイミングと言えるでしょう。
そして
今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、
フラット35は、借入時から完済時まで
全期間固定型の住宅ローン商品なので、
今借り入れた方は35年後の完済時まで
ずっと低金利の恩恵を受けられる...
というメリットがあります。
いくら借入時の金利がいくら低くても、
何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活...
そうなってしまっては元も子もありません。
目先の数字にとらわれず、
しっかりとそれぞれの住宅ローン商品の
メリット/デメリットを理解し、
家族のライフプランに合った住宅ローンを
選択しましょう!!
※下記のサイトにて、
フラット35の金利推移をご確認いただけます。
現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。
http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top
【フラット35】の利用を予定している方、
住宅ローンの新規利用・借り換えを
お考えの方など、
いずれにしても、
早めに行動へ移すことをお勧めします!!
最後に、ほとんどの金融機関が
金利を引き下げた
2020年10月の住宅ローン金利は、
まだ低水準で推移しております。
現在購入を検討している方はもちろん、
住宅ローンを借り換えのタイミングを
見極めているという方にとって、
金利が低い今月は、
検討する価値があります。
住宅ローン金利が低水準にある、
この機会を見逃さないようにしましょう。
それでは、また。