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皆戸中建築ブログ

2018/04/28 住まいのお得情報!「天井の基礎知識 天井の快適な高さ」

こんにちは。

4月は、暖かくなりはじめ

本格的な春の訪れといいますが、

今年は例年以上に雨の日が多く、

お花見の期間も短かった気もします。


さて来月、5月は、

1年のうちで1番好きな月を聞くと

必ず上位に来る月です。


その理由として圧倒的に多いのが

ゴールデンウィークの存在です。


今年も業種によっては

有給休暇を絡めて9連休なんていうことも

聞いております。


スギ花粉のピークも過ぎ、

気候も暖かいまま安定するので、

大変過ごしやすいシーズンです。


月の初めには4月から続く

ゴールデンウィークもあり、

多くに人が外へ繰り出します。


心地よい風と若葉の緑が目立つ、

さわやかな季節です。


一方、4月に新生活をはじめた人たちが、

新しい環境に適応できないことで生じる

うつ状態、「五月病」が

しばしば起こる時期でもあります。


それでは5月は、どんな季節や話題があるのか?


早速ご覧ください。


■5
月の主なイベントごと

・田植え

・運動会
 (地域により56月と910月に分かれます)

・自動車税(納付期限は531日)

51 - メーデー(世界規模の労働者の祭典)

512日あたり -
    八十八夜(立春から数えて88日目、
    立春が2月4日なら5月2日です。

53 - 憲法記念日

54 - みどりの日(2006年までは、429日)

55 - こどもの日、端午の節句

5月 第2日曜 - 母の日

5月中旬~6月中旬 - プロ野球交流戦

やはり5月はゴールデンウイークに関係する

イベントごとが多くなります。

 

今年も最大で9連休が可能です。

また、少なくても3、4、5日は

それぞれが祝日ですので3連休になります。
 

普段は忙しいお父さんやお母さんも

お子さんとゆっくり過ごせます。


そのほかに5月のイベントと言えば

こどもの日や母の日などがあります。


学校では春の運動会、

職場では五月病なんていう言葉も出始めますね。


スポーツをするには最高のシーズンで

プロ野球は交流戦が始まります。


4月のランキングで上位に入った花粉症も

5月には終わります。


ようやくすべての人が

春を満喫できるのが5月なのかもしれません。


エアコンがいらない季節で

過ごしやすいのも嬉しいところですね。


では皆さんは5月といえばどんな言葉が

思い浮かぶでしょうか?


早速結果をみていきましょう。

ベスト5を発表していきます。


5
月といえばのランキングは、

1位 ゴールデンウイーク   
 
2位 鯉のぼり 
 
3位 5月病    
 
4位 運動会
 
5位 母の日      

となります。


第1位はゴールデンウィークでした。


ここまでにもちょこちょこ出てきましたが

やはり知名度抜群ですね。


学生から社会人まですべての人に

影響があるというのも大きいです。


ゴールデンウィークに喜ぶ人、

悲しむ人とその立場はそれぞれです。


それでも国民的なイベントだと

多くの人が認識しているようでした。


全体的には3位の五月病以外は

ポジティブなものが上位に並びました。


運動会や母の日など

家族で楽しめるような行事が多いのが特徴です。


カップルにとっても

お出かけデートには最高の季節だと言えるでしょう。


さて最後に少数派の回答もご紹介します。


面白いものがたくさんありました!


・大渋滞・・・パパは運転大変です。


・時給UP・・・ゴールデンウィーク中は

 アルバイト先の時給がUP!


・開校記念日で休み・・・5月6日が

 休みになるそうです。羨ましいですね。


いかがでしたでしょうか。


このランキングを参考に

5月の話題で盛り上がって下さい。
 

さて、今回の家づくりの基礎知識は、

天井の高さについてです。


住まいの「高さ」は「天井高」の他にも

「階高」「床高」があります。


建築基準法による決まりや一般的な高さとともに、

家づくりにおいて気持ちの良い「高さ」をつくる

ヒントにして下さい。


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今週のTOPIC「天井の基礎知識 天井の快適な高さ」

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「天井の高さを高くすると気持ちが良い」

と言われますが、

実はただ高ければ良いというものではありません。


快適な住まいの高さをつくるにはコツがあります。


今回は、住まいの心地良い「高さ」

についてお伝えします。
 


快適な天井高さ

気持ちの良い高さをつくるには

床面積が比較的広くできるリビングなどは、

天井が高い方が広がりを感じられ

気持ちが良いものです。


特に吹抜けなどは開放感をつくり出し、

同じ床面積であっても広く感じます。


しかし吹抜けが大きくなりすぎると

空間は単調になる場合もあります。


高い天井のメリット・デメリットをまとめると


【メリット】


空間に開放感と変化をもたらします。


高い位置からの彩光をとり入れることができます。


テラス窓上部に通風をコントロールできる欄間

(らんま)窓を設けることができます。


小上りの和室など床に段差をつけることができます。


壁が多くなるので大きな絵などを飾ることができます。

 

【デメリット】


冷暖房のエネルギーコストがかかります。


天井ふところの位置が他の部屋と違うので、

 設備配管が通りにくくなることがあります。


照明などのメンテナンスがしづらいです。


壁掛けエアコンが目立ちます。


用途によっては落ち着いた空間に

 ならないこともあります。

 

天井の高さを上げるとき

仮に天井の高さを上げる場合、

2.4m(240cm)であれば一つの目安として

15cmを刻んで加えていくとよいのです。


2
55cm(255cm)270cm(270cm)といった具合です。


15cm
という数字は家づくりの基準寸法で、

住まいは15の倍数でつくられているからです。


人体尺(人の指)で

親指と人差し指を広げた長さは約15cmです。

これは1尺(約30cm)の半分の長さで、

これらが基準となって

住まいの寸法がつくられています。

 

天井が低い方が良い場合

一方、畳に座って過ごす和室やトイレなど、

比較的狭い空間は天井が低いほうが落ちつきます。


つまり天井の高さは室内空間の

縦・横の比率もあわせて考える必要があります。


気持ちが良い、落ちつく、

といったやや感覚的なものには個人差があります。


展示場や友人の家などで体験してみると良いでしょう。

 

「吹き抜け」も大きさによって違う効果が


大きな吹抜けでは、

梁を露し(あらわし)にすることができ

空間のスケール感を強調する効果があります。 


小さな吹抜けでは、

天窓を利用して光井戸のように

自然光を室内に採り入れることができます。

 

住まいには3つの「高」があります


戸建住宅の天井高は、2.3m~2.5mが一般的です。


戸建住宅をつくる際、

平面計画(間取り)はもっとも重要ですが、

次に高さ(断面計画)が大切なポイントになります。


住まいに関して「高」を使う箇所には

「床高」「天井高」「階高」の3箇所あります。


・床高(ゆかだか)

 床高は真下の地面から床の上面までの
 
 高さをいいます。

 湿気の多い日本では床面は建築基準法で

 原則45cm以上としなければいけません。


・天井高(てんじょうだか)

 床面から天井までの高さで

 建築基準法では居室の天井高の

 最低基準は2.1m以上とされています。


・階高(かいだか)

  階高は、おおよそ天井の高さと

 天井のふところの高さを合わせた高さです

 (1階の床面から2階の床面までの高さ)。


 天井のふところは、

 1階天井と2階の床の間のスペースで、

 配管や配線、遮音のために使われる

 必要なスペースになります。

 

敷居が「高い」家?

建築用語に「高い」という言葉がつく慣用句に

「敷居が高い」という成句があります。


これは目上の人間に対して

不義理をしていてその人の家に行きにくい、

会うのも躊躇する状態を意味します。


敷居が高いという慣用句も別に

敷居が高くなっているわけではなく、

入りにくく感じられる心理を「高」

で表わしているのです。


建築空間も間取りは平面的な畳数で表わすと

イメージしやすいのですが、

「高さ」は三次元の空間でとらえる

必要があるのでわかりにくいものがあります。


したがって住空間の高さを考えることは、

状態や心理に配慮することなので難しいのですが、

逆に熟慮を重ねると

それだけ心地良い空間が得られる

という証でもあります。


「高さ」を意識してぜひ敷居が高い家どころか、

友人・知人が敷居を跨ぎたくなる

家づくりを行いましょう。


それでは!また!!