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皆戸中建築ブログ

TOPIC「部屋の結露やカビを抑える壁装材」

湿度を調節する壁材で心地よい毎日に


空間のイメージを左右する壁材や天井材には、

クロス(壁紙)や塗壁、木、タイルなど

多種多様な素材が用いられます。


素材や商品ごとに特徴がありますが、

最近では、

快適さを高める機能を持たせた商品も

多くみられるようになりました。
 

特に注目されるのが、調湿機能です。


空気中の湿度を調整し、

快適な空気環境を保ち、

部屋の結露やカビを抑える機能を持つ

建材商品が提案されています。


湿気の気になる洗面室やトイレ、

納戸やクロゼットはもちろん、

リビングやダイニング、寝室などに

用いることで、

夏場の湿気や冬場の乾燥を抑え、

心地よく過ごすことができるでしょう。


また、室内の湿度をコントールできると

ウィルスの増幅や菌の繁殖を防ぐことも

できます。


人が心地よく快適と感じる

45
%~60%の湿度環境を

ウィルスや菌は、苦手とします。


一般的に、

ウィルスは、高い湿度に弱く

菌は、低い湿度に弱い

と言われています。


(現在猛威を振るっている
新型コロナのウィルスには、
室内の湿度に関する根拠は
まだありません)


最近では、デザイン性も考慮した、

プランニングしやすい素材や

商品が揃っています。


珪藻土などの自然素材、

機能タイルやパネルなど、

用いる空間に合わせて

コーディネートが可能です。



珪藻土 商品も多種多様。性能の確認を


調湿性を持ち、

快適な空間を生み出す素材としては、

まず自然素材を用いた塗壁が挙げられます。


塗壁にもさまざまな種類があり、

その特徴は異なりますが、

馴染みがあるのは珪藻土でしょう。


珪藻土は、海や湖などに生息していた

単細胞の植物プランクトンの死骸が

堆積して出来た土層から採取されるものです。


多孔質であることから、

調湿性、保温性、断熱性に優れる素材です。


石膏ボードに直接塗り付けられるもの、

炭や繊維など他の素材を組み合わせた商品など

多種多様なタイプが揃っています。


選ぶ際には、

求める性能を持つタイプかどうか、

用いる空間に適しているか、

十分に検討することが重要です。



クロス 下地材などとトータルに検討を


一般的な住宅に広く用いられるクロスにも、

調湿作用を持つタイプが多くみられます。


たとえば、紙や織物など、

天然素材を用いた壁紙などもありますし、

珪藻土や竹炭パウダーを含んだタイプも

みられます。


ただ、注意したいのは、

クロスだけで珪藻土など

他素材のような調湿機能を期待するのは

難しいということです。


下地材とトータルに検討することが大切なので、

事前に確認することが大切でしょう。

 

機能タイル
 もちい方で空間のイメージも大きく変わる


タイルは、耐久性や耐水性に優れるため、

主に水まわりに用いられる素材ですが、

最近では居室の壁や床材などでも、

取り入れられるケースもみられます。


特に、

微細な孔を持つ原料を用いて

調湿機能を持たせたタイル商品は、

洗面室やトイレ、玄関、

リビングやダイニング、

ベッドルームなどで用いる例も

増えてきているようです。


テクスチャーや

デザインのバリエーションも豊富になり、

さまざまなインテリアに合わせることも可能で、

壁面を個性的に

仕上げることもできるでしょう。
 


パネル状の建材
 デザインバリエーションも豊富に


建材メーカーからは、

基材に特殊な加工を施すなどして、

調湿や消臭、化学物質を

吸着するなどの機能を付加した

パネル状の壁材もみられます。


結露やカビの発生を抑える機能だけでなく、

臭いの原因とされる物質を吸着する機能、

ホルムアルデヒドを吸着する

タイプなども製品化されています。


湿気が気になる納戸やクロゼット、

バスルーム、隣接する洗面室などに

向いているタイプが揃っています。


カラーバリエーション、

立体感のある模様や織物のような柄も揃い、

さまざまなコーディネートも可能です。


また、壁だけでなく、

天井に適する商品もあるので、

空間に合わせて検討することが

できるでしょう。



まとめ


それぞれの素材や商品はの細かな機能性は、

専門的な部分もあるので、

具体的にどのような性能なのか、

ショールームアドバイザーの説明を参考に、

設計担当者と一緒に確認をしましょう。


選ぶ際には、デザインも含めて、

ショールームで実物を

確認することが大切です。


その上で、住まいの環境や間取りに合わせ、

空間の特性に適した素材を

選択することがポイントでしょう。


それでは、また!!