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皆戸中建築ブログ

■ 今週のTOPIC 「外断熱と内断熱の特徴とポイント」

■ 今週のTOPIC 「外断熱と内断熱の特徴とポイント」

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快適な住まいは、間取りはもちろん、

設備機器など各部分が総合されることによってできあがります。



そこで、意外に重視されていないのが住まいの温熱環境です。



温熱環境を一定に保つには、断熱を適切に行うことですが、

断熱材は壁の中に入って目に見えないので、なかなか考えつきません。



断熱には外断熱と内断熱がありますが、

それぞれの特徴を比較してみます。



◆
外断熱の特徴


外断熱は熱容量の大きい建物の外側に断熱層を設け,

建物を外気から断熱する方法です。
 

断熱材が構造物(柱や間柱)よりも外側にあり、次のような特徴があります。


 •
断熱材は外壁仕上げ材のすぐ裏に設置される


•
建物全体を断熱材で包む


•
防湿性が高い


•
建築コストが割高


•C
値(※)は2平方センチメートル程度



※C
値とは、床面積1平米当たりの隙間面積を数値化した気密性能を示す値です。


小さい数値ほど隙間がないことを示す。
 



◆
外断熱工法のメリット・デメリット。


結露に強いが適切な換気が必要


■
外断熱工法のメリット


・結露がおきにくい


・構造体を覆うため気密性が高くなる


・柱などの構造体が保護されることになるので痛みにくい



■
外断熱工法のデメリット


・工事費が多少高い


・外壁が厚くなるので、敷地廻りに余裕がほしい


・断熱材の上から外壁材を留めるので、
 
 地震などの時多少不安


・高気密高断熱になりやすいので換気計画が必要


 


◆
内断熱の特徴



内断熱は構造物(柱や間柱)よりも

内側にあるものをいいます。



柱と柱(または間柱)の間に

断熱材を挟み込む工法が一般的で、

次のような特徴があります。



 •
断熱材は柱や間柱の隙間に入れられる



•
建物の軸組や構造材の部分は全く断熱されない



•
軸組や構造材に湿気ができることもある



•
建築コストは一般的



•C
値は8平方センチメートル程度
 



◆
内断熱工法のメリット・デメリット。


 費用は安いが気密性は並み




■
内断熱工法のメリット



•
工事費は外断熱より安い



•
外壁は厚くならない



•
施工が容易である




■
内断熱工法のデメリット



•
施工が悪いと結露が起きやすい



•
気密性は外断熱よりは悪い



•
コンクリート造か木造かによって差がでる
 



◆
外断熱か内断熱を選ぶなら、

 防湿と予算・地域を考えること!




■
断熱性や気密性は外断熱が優れている


断熱性能や気密性能を数値の観点でみると、

外断熱が優れています。



従来の戸建て住宅では、

一般的な断熱方法は内断熱でした。



では内断熱は時代遅れの工法なのでしょうか。


そうではありません。



地域によって外断熱と内断熱を

使い分けるとよいのです。



北海道や東北などの寒冷地では

外断熱が有効に働くでしょう。



本州では内断熱でも問題ありません。



ただ施工性が悪いと、

壁内で結露を起こす恐れがあります。



「外断熱」か「内断熱」かを

決める判断は工法も大切ですが、

どんな断熱材を入れるかによって違ってきます。



予算はもちろんビルダー担当者と

相談しながら総合的に決めてください。



特に室内での「暑さ」「寒さ」は

個人差があるので、

快適さの基準は明確にしておくことです。



快適なお住まいを求めるには、

断熱材を選ぶことも重要な要素の一つです。



それでは、また!