こんにちは!
ショールーム受付の山下です
突然ですが
みなさんに趣味はありますか?
私は漫画が大好きで
いろんな漫画を読み漁っています
最近映画にもなった
ゴールデンカムイという漫画に
一時期ハマっていました
おかげで
自然や動物に対する観方が変わり
熊の生態や撃退法など
いつ使うかわからない知識が増えていっています・・・('Д')
さて今回のテーマは熊🐻です
熊にまつわる万葉集をご紹介します
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荒熊の 住むといふ山の 師歯迫山
責めて問ふとも 汝が名は告らじ
あらくまの すむといふやまの しはせやま
せめてとふとも ながなはのらじ
(作者未詳 巻十一・二六九六)
【現代語訳】
師歯迫山に気性の荒い熊が住んでいるといわれます。
その熊のような怖い母がいくら私を責め立てても
けしてあなたの名前を口にしませんから
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思わずクスリとしてしまいます
お母さんそんなに怖いのか・・・笑
現代人からしても
熊が襲ってきたら恐ろしいですが
熊を神、神の遣いとする宗教もあります
獰猛な動物ととらえるか
神の遣いととらえるかで
怖さの意味合いが少し変わってきます
この句を詠んだ人にとって
熊はどれくらい恐ろしいものだったのか
はかりしれませんが・・・
何はともあれ
それくらいお母さんを恐れていたということですね
ですが
この句はおそらく恋人にあてた句でしょうから
惚気話にきこえないこともありません
お母さんの怖さによっては
そんなのんきな話でもないのかもしれませんが・・・
実際どうなのでしょう?
作者に会えるならきいてみたいです