浜松市で新築・注文住宅は皆戸中建築

皆戸中建築

  • ホーム
  • サイトマップ
お電話でのお問い合わせ
0120-87-0669
皆戸中建築ブログ

子持山 ー万葉集ゆかりの地ー

2024.07.13 / スタッフブログ


こんにちは!

今回の万葉集は
群馬県子持山にまつわる一首をご紹介します



児毛知山 若かへるての もみつまで 
寝もと我は思ふ 汝はあどか思ふ

こもちやま わかかへるての もみつまで 
ねもとわはもふ なはあどかもふ


【現代語訳】

子持山の楓の若葉が紅葉するまで
私はずっと寝ようと思うが 君はどう思うだろうか



児毛知山 こもちやま 

群馬県渋川市北方にある子持山のこと


周囲の尾根が山を囲むさまが
子を抱いているように見えることから

子持山と名付けられたそう


古代から性崇拝の神山として名高かったようです


komochi_01.jpg



山の名前の「子持ち」に懸け

寝ることで「子を持とう」

つまり 「結婚しよう」という匂わせ だそう!


大胆!


とはいえ

ねもとわはもふ 

声に出して読むともごもごしていて

著者の素朴さが伝わります


歌や俳句にして

異性に思いを伝える文化

なんともロマンティックですねheart04