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皆戸中建築ブログ

初雪と万葉集❄

2024.01.26 / スタッフブログ

こんにちは!
ショールーム受付の山下です

最近とーーーーっても寒いですねぇ

先日ショールームの窓を見ると
白い粒がちらほら舞っていました

浜松では初雪でしょうかsnow

みなさんは雪に思い出はありますか?

私は小学生のころ
雪が降ると授業を中断して
校庭にあそびにいけたことが
楽しかったですhappy01



さて今回は
初雪にまつわる万葉集
ご紹介します


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万葉集には雪にまつわる句が
150首もおさめられています

奈良時代の人は
どうしてそんなに
雪に思いをはせたのでしょう?


それは
雪を白米とみなし大雪は豊作

さらに
雪解け水は農作物をうるおすので五穀豊穣

国土繁栄の吉兆とされていたから


基本的に雪=よいイメージだったんですね


また
万葉集には恋の句がたくさんあります

初雪を恋とかけた句を見つけました


初雪は

千重(ちへ)に降りしけ 恋しくの

多かる我れは 見つつ偲はむ 


    巻204475 大原 真人今城(まひといまき)


(現代語訳)


初雪よ 幾重にも幾重にも降り積もれ

何かにつけて人恋しさがつのる私は

よくよく見ながら あの人を偲ぼう


雪が降り積もる様子と

自分の思いをかけています


後世のミュージシャンたちは歌詞の中で

よく雪と思いをかけているので

その先駆けでしょうか


個人的には

たくさん積もっていく様子を

千重と読むのがぐっときます


漢字や音の美しさを感じ取りながら学んでいくと

より楽しめますshine