こんにちは!
以前紹介させてもらった
手児の呼び坂 てごのよびさか に
関連する万葉集を またご紹介します
前回の記事はこちら ↓
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東路の 手児の呼び坂 越えて去なば
我れは 恋ひむな 後は逢ひぬとも
あづまぢの てごのよびさか こえていなば
われは こひむな のちはあひぬとも
【現代語訳】
東路の 手児の呼び坂を あの人が越えて旅立ってしまったら
私は恋しく思うだろうな
後に再会できるとわかっていたとしても
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この歌は歌碑も残っています
手児の呼び坂 てごのよびさか は
子供たちが この坂であそび手をつなぎ
名前を呼び合っていたことからついた名前だそう
今では山道になってしまいましたが
駿河国府や安倍郡にも近く、そんなに険しくない坂道は
子供の遊び場としてもちょうどよかったようですね
手児の呼坂は ぬすっと坂とも呼ばれていますが
そちらの語源は調べてもよくわかりませんでした・・・
栄えている町があると 盗人も出てくるでしょうから
わかる気はするのですが・・・
語源がわかる方がいれば
教えてもらいたいです