こんにちは!
ショールーム受付の山下です
先日は初売りイベントでした🌄
たくさんのお客様にお越しいただき盛況でした
私にとってははじめてのイベントで
ドキドキでしたが
先輩方に助けられ無事終えることができ
ほっとしています
さて今回は
新年にまつわる万葉集をご紹介します
万葉集の編纂に深~く関わった
大伴家持(おおとものやかもち)が
つくった有名な歌です
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あらたしき
年の初めの
初春(はつはる)の
今日(けふ)降る雪の
いや重(し)け吉事(よごと)
(現代語訳)
新しい年の初めの初春の今日 降る雪のように
良いことがもっとありますように
▲
奈良時代では
新年に雪が降るというのは
豊作のしるしだったらしく
新しい年を迎えた日に
さらにおめでたいことが重なったその日に
詠まれた句だそう
一見とてもおめでたい句なのですが
実は政治家として波瀾万丈だった
大伴家持が
「今年こそはいい年であってくれ・・・」
という思いで詠んだとの裏話もあります
また、この句は万葉集の一番最後におさめられています
それが大伴家持の意向なのかは
わかりませんが
和歌という文化が栄えるよう
後世の世が栄えるよう
祈りが込められているかもしれません
2024年現在は
能登半島地震からはじまり
波乱の年明けとなり
おめでたい気持ちにはなれませんでしたが
大伴家持の気持ちを思うと
少しだけ重なるところがありますね
個人的には
良い年にする!と決めて行動することで
良い年になるのだと思います
どんな時代を迎えても
立ち向かって乗り越えていきたいですね!