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皆戸中建築ブログ

TOPIC「小さい家に住むメリット!」

ゆとりのある広い家もいいのですが、

小さい家もおすすめします。


ただ、狭ければいいというわけではなく、

小さいけれど、

豊かさを感じる家です。


今回は、このポイントをお伝えいたします。

  

小さい家は
 建築費用・税金・ローンの面でメリット!


小さな家には、

どんなメリットがあるのでしょうか。


まず、建築費が抑えられます。


毎年かかる固定資産税も少なくてすみます。


建築費が少なくてすめば、

住宅ローンの負担も軽くすることができるので、

生活のレベルを落とす必要もなく、

日々の生活にゆとりが生まれるでしょう。


将来のメンテナンス費用を

計画的に用意することもできるはずです。
  
 

小さい家は
 建築後のメンテナンスのしやすさもメリット!


小さい家は、

建てた後のメンテナンスが

しやすいというメリットもあります。


例えば、外壁の再塗装です。


家が小さければ

外壁の面積も小さくなるので費用は抑えられ、

工事期間も短くてすむでしょう。


また、

大きな家に比べて

目が行き届きやすくなるので、

補修箇所や不具合の早期発見にも

つながると思います。



小さい家は
 毎日の掃除がラクというメリットも!


家が小さいと毎日の掃除もラクですね。


高齢になると、

掃除をはじめ、家全体に

目配りするのはなかなか大変です。


家族構成や来客の多さにもよりますが、

日常生活にはそれほど広い空間を

必要としません。


普段使う場所だけ

きれいにすればすむ小さい家は、

広すぎる家より快適ではないでしょうか。


また、敷地に対して家が小さければ、

隣家と一定の距離が保てるので、

敷地いっぱいに家を建てるより、

通風や採光が改善される可能性があります。

  

小さい家の注意点や
 建てる際に工夫するポイントは?


小さい家はメリットが多く、

いいことばかりですが、

注意点やマイナス面はないのでしょうか。


小さい家だからといって、

すべての部屋や空間を

必要以上に狭くしてしまったら、

使い勝手が悪くなってしまいます。


水まわりのように毎日使う場所は、

極端に面積を削ってしまわないように

しましょう。


洗面室やトイレなど、

もともと面積の小さな場所は、

居心地を高め、狭さを感じさせない工夫も

必要です。


具体例をあげると、

洗面室と浴室との間仕切りに

ガラスを利用して広く見えるようにしたり、

トイレの内装に明るめの色を使ったり、

ドアより引き戸を多用したりなどです。


外部からの視線を防げる位置に窓をとって、

光の入る明るい空間にするなども、

よい方法でしょう。


また、家のどこかに

広い空間をつくるといいと思います。


例えば、

間取りを考えるときに

メリハリをつけるとよいでしょう。


玄関や個室などはそれほど広くないけれど、

リビング・ダイニングは

大きな空間にするといった具合です。

  

小さい家に住む場合、収納が重要?


小さい家では、

すっきりと暮らせるようにすることが

大切です。


そのためには、

ものがあるべき場所に

きちんと収まっていないといけないので、

収納が重要になります。


いろいろなところにものが散乱していては、

よけいに狭く感じます。


収納の基本は適材適所といわれるように、

必要な場所に十分な収納を確保することです。


納戸や押入れのような大きな収納をつくっても、

使うたびに取りに行くのでは面倒です。


さらに、

しまうものによっては、

奥行きの浅い収納のほうが

取り出しやすいこともあります。


収納スペースは、各所に、

そして、しまいやすさ・取り出しやすさを

重視してつくりましょう。


外まわりのことでいえば、

家が小さくなれば、

庭がとれる可能性がありますね。


季節ごとに咲く花や野菜を育てるなど、

ガーデニングや家庭菜園に

チャレンジするなど、

自然を楽しむのもいいかもしれません。
  


家の大きさは、
 20年後、30年後のことを考えて決めよう


家を建てる人の年齢を見ると、

だいたいどの調査でも

30
代前半から40代半ばの人が中心です。


仮に、30代で家を建てたら、

30
年後には60代です。


ひょっとしたら、

「最近疲れやすくて」とか、

「階段の上り下りが億劫になってきた」

なんてことを言い始めているかもしれません。


そんな年代になったときのことも想像して、

家を建てたいものです。


最近では、

子どもが独立して夫婦だけの

暮らしになった場合に、

増築ならぬ「減築」をする家庭が

見られるようになってきました。


家族構成が変わったことで

生活スペースが小さくてすむため、

子ども部屋を主寝室にしたり、

客間をなくすなどして、

間取りを変えたり、不要部分を削減し、

家をコンパクトにするリフォームです。


家が小さくなった分、

毎日の掃除がラクになり、

以後のメンテナンス費用の削減も

期待できます。


こうした事例のように、

子どもの独立後にリフォームをして

家を小さくするのも一つの方法ですが、

最初から必要最小限のスペースで

心地よく豊かな暮らしを

心掛けるのも賢い選択です。


子どもたちが家を出た後、

活用されない空間を

できるだけ小さくするために、

子ども部屋などは、

あらかじめ最小限にとどめておくのも

いいと思います。


今迄建てた小さい家の具体例では、

子ども部屋には壁やドアもなく、

収納で廊下と仕切りました。


ベッドと収納で、

一人になれる小さな空間は

確保しましたが、

勉強は2階のホールに造り付けられた

家族共有の大きな机でするのだそうです。


4
人家族の家としてはコンパクトですが、

大きな吹抜けがあり、

明るくのびのびとした空間は、

非常にお施主さまに満足いただけました。


限られた空間でも、

大胆な発想やメリハリのある設計により、

心地よい豊かな空間は

つくれるものなのです。


最後に  

小さい家には

意外にメリットが多いということを

理解していただけたでしょうか。


小さくても豊かな家で、

長く快適に暮らしてほしいと思います。


それでは、また!!

TOPIC「イイ家を最小限のコストで建てるための知識」

家の価格は面積に最も左右されるため、

コストを抑えるためには、

出来るだけ家をコンパクトにすることが、

重要なポイントとなります。

 

とはいえ、家を建てるとなると、

あれも欲しい、これも欲しいとなりやすいことから、

家をコンパクトにすることは、

想像以上に難しいことです。

 

それゆえ、そうならないように、

合理的な考え方を

持っていただく必要があります。

あなたが、家の価格を

なるだけ抑えたいとお考えであるのならば。

 

 では、家の面積を左右する部屋の広さについて

1つ1つ考えていってみたいと思います。

 

子供部屋について考える

 

子供部屋を2階につくることが、

今の家づくりでは当たり前となっていますが、

それと同時に当たり前となっていることが、

子供部屋の広さを6帖でつくることです。

 

しかし、子供部屋って

本当に6帖も必要なのでしょうか?

 

というのも、6帖の部屋は、

3.51m×2.6mが実際使える広さなのですが、

例えば、この中に幅90cmのシングルベッドと

90cmの学習机を置いたとしても、

まだ1.5帖〜2帖ほどの余白が出来るからです。

 

もちろん、どんな部屋であろうと、

少しでも広く、少しでもゆとりがある方がいい

というお気持ちはよく分かります。

 

しかし、もし1.5帖部屋の広さが違うだけで、

家の価格が45万円も違ってくるとしたら?

もし2帖部屋の広さが違うだけで、

家の価格が60万円も違ってくるとしたら?

そして、その部屋が2つあるとしたら?

 

いずれ子供たちは家を出て行くでしょう。

ですから、その点も考慮しつつ、

子供部屋の広さを決めるように

していただければと思います。

  

寝室について考えてみる

 

寝室に関しても、

展示場のような8帖や10帖もの広さが

果たして本当に必要なのでしょうか?

 

例えば、6帖の部屋には、

ダブルベッドを2つ並べておくことが出来ます。

6帖の広さが3.51m×2.6mなのに対し、

ダブルベッドを2つ並べた時の寸法は、

2.8m×2mだからです。

 

それゆえ、寝室も無駄に広くつくる

必要はないんですよね。

ただ寝るだけの部屋だし、

荷物はウォークインクローゼットに

全て片付けるでしょうし、

親世代のように婚礼タンスを置くことも、

ドレッサーを置くこともないし

テレビを置くにしても、

今は壁掛けが一般的なわけですからね。

  

床面積を増やすと!?

 

床面積が増えれば、

その分家の価格も高くなってしまうのですが、

同時に、余ったスペースに、

なにかを置こうとしてしまうため、

逆に家が散らかりやすくなり、

片付けがしにくい家になってしまいます。

そこに置くものを買うにしても、

お金がかかるわけですしね。

  

例えば、子供部屋であれば、

余ったスペースがあれば、

そこにソファーやテーブルなどを

置きたくなるでしょう。

 

そして、快適な環境が出来上がってしまうと、

子供たちが部屋に閉じこもってしまう

要因にもなりかねません。

 

また、リビングダイニングの場合はどうでしょう?

この場合、余白が出来るのは、

ダイニングテーブルとソファーとの間です。

 

ここに余白が出来ると、

間違いなく子供たちが

自分たちの荷物をここに置きます。

そして、ランドセルや勉強道具や

習い事道具などがいつも無造作に置かれた

雑然とした空間になってしまいます。

 

それゆえ、子供部屋や寝室はもちろんのこと、

たとえリビングダイニングといえど、

無駄に広げる必要はないということ、

なんですよね。

 

無駄に広くつくってしまうと、

コストがアップするだけじゃなく、

掃除や片付けの手間がかかる家に

なってしまいやすくなりますからね。

 

もちろん、そうするためには、

収納を使いやすい場所につくるとか、

子供部屋を使いやすい場所につくるといった

間取りの工夫は必要になってきますがね。

 

いかがですか?

イイ家を、コストを抑えながら建てるためには、

こういった考え方が必要不可欠となります。

ですが、固定概念にとらわれず、

合理的に家づくりをすることが出来れば、

いつまでも暮らしやすい家を、

最小限のコストで手に入れることができます。

 

ですから、こういったことも、

家づくりをする前に

ぜひ夫婦で話し合ってみていただければと思います!

 

それでは、、、

 

TOPIC「フラット35 先月同様金利が0.01%のみ上昇」

住宅金融支援機構(東京都文京区)が

民間金融機関と提供するフラット35

2020
9月の適用金利が発表されました。


融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の

主力タイプの金利幅は...


1.32
%(前月より+0.01%)~2.06


と、今月は、先月に続き

0.01%
とわずかながら

金利が上がりました。


引き続き

1.30
%台となっており、

低金利なので

魅力的なサービスを提供中です。



融資率9割以下で返済期間が20年以下の

金利幅は以下の通りです。


1.25
%(前月より+0.01%)~1.99


と、中期に関しても据え置きました。
 


融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下の

タイプの金利幅は...


1.58
%~2.32




融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの

金利幅は...


1.51%
2.25



以上のようになっています。


今月のフラット35は、

全体的に0.01%

わずかながら金利が上がりました。


多くの金融機関が、

固定金利の判断が分かれた中

フラット35は、金利を引き上げました


しかしながら、

メガバンク・ネット系バンクは、

先々月まで金利を引き上げていたことと

フラット35は先々月から

0.02%
のみの金利引き上げということから、

圧倒的にフラット35が有利です。


今月も

長期固定の金利は、

フラット35が強く、

魅力的なサービスを提供しています。



◆2020
9月の住宅ローン金利の傾向


今月の住宅ローン金利は、

多くの金融機関が

変動金利と短期金利を据え置く一方で、

中期固定金利及び

長期固定金利に関しては

判断が分かれました。


住宅ローン金利は、

ここ数カ月不安定な推移が続いています。


理由は、

世界の金利を左右する

米国債10年物の金利が

乱高下しているからです。


また、米国の中央銀行は、

インフレ率が2%を突破するまで、

金利を引き上げることはないと発表し、

長期金利は低下すると思われましたが、

足元の金利は上昇しています。


日本の金利が不安定な要因の一つは、

世界の金利が安定しないことです。


いずれにせよ、

日本の金利が

限界に達しているのは間違いありません。


また新型コロナは

私たちの生活にも

大きな影響を与えています。


住宅価格はまだ

大きく下がっていませんが、

今後は徐々に下がってくる

可能性が高いでしょう。


住宅ローン金利に関しては

ほぼ下がり切っているため、

むしろ今後は金利が上がるリスクも

考えるべきです。


住宅の購入及び、

住宅ローンの借り換えを

検討している方であれば、

早めの行動をおススメします。



各住宅ローン商品の金利動向


変動金利

今月も、ほとんどの金融機関が

金利を据え置きました。



固定金利

短期固定は、

ほとんどの金融機関が据置きました。


10
年固定(固定金利期間選択型の期間10年)、

全期間長期固定(20年以上)の中長期は、

金融機関によって判断が分かれました。


注目は月中に翌月の住宅ローン金利を発表する

ソニー銀行が、金利を引き上げましたので、

来月は金利が上がる確率が高いでしょう。

(ソニー銀行の動きが

来月のネットバンク系の金利に

反映されることが多いためです)


フラット35は、わずか0.01%

金利を引き上げましたが、

魅力ある水準で提供しており、

候補に1つにすべき住宅ローンであることに

間違いありません。



◆2020
8月の住宅ローン金利の動向を総括


金融機関によって

対応が分かれた月と言えます。


新型コロナ問題はまだ収束しておらず、

今後も不安定な値動きを続けそうです。


しかしながら、

日本の住宅ローンの金利は、

ほぼ下がり切っている為、

住宅の購入及び住宅ローンの借り換えを

検討している方であれば、

今はとても良いタイミングと言えるでしょう。


そして

今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、

フラット35は、借入時から完済時まで

全期間固定型の住宅ローン商品なので、

今借り入れた方は35年後の完済時まで

ずっと低金利の恩恵を受けられる...

というメリットがあります。


いくら借入時の金利がいくら低くても、

何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活...

そうなってしまっては元も子もありません。


目先の数字にとらわれず、

しっかりとそれぞれの住宅ローン商品の

メリット/デメリットを理解し、

家族のライフプランに合った住宅ローンを

選択しましょう!!


下記のサイトにて、

フラット35の金利推移をご確認いただけます。

現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいせ。

http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top


【フラット35】の利用を予定している方、

住宅ローンの新規利用・借り換えを

お考えの方など、

いずれにしても、

早めに行動へ移すことをお勧めします!!


最後に、金融機関によって判断が分かれた

2020
年9月の住宅ローン金利は、

まだ低水準で推移しております。


現在購入を検討している方はもちろん、

住宅ローンを借り換えのタイミングを
見極めているという方にとって、

金利が低い今月は、

検討する価値があります。


住宅ローン金利が低水準にある、

この機会を見逃さないようにしましょう。


それでは、また。

【9月最新チラシ 】

皆戸中建築では、この春、
1階の水廻り専門ショールームに加えて、 

2階に新しくLDKショールームをつくりました! 

床材クロスなどのサンプルもご用意しております!


ご興味ある方は、ぜひお越しくださいませ! 

スタッフ一同、心よりお待ちしております! 


またホームページでは、

新築やリフォームの施工事例を多数掲載しております。

ぜひ、ご覧になってみてください!


7月チラシ表.jpg
7月チラシ裏.jpg
リノベ 表.jpg
リノベ 裏.jpg

【9月営業カレンダー】

9月.JPG
・特に記載のない日につきましては通常営業となります。

営業時間 10:00~17:00

定休日:毎週月曜日

TOPIC「住宅ローンの種類とメリット・デメリット」

住宅購入を考えるとき、

多くの人が避けては通れないのが

住宅ローンです。


金利の高さ・低さ、

どの金利タイプを選ぶのか、

どこの金融機関で組むのか、

審査は無事に通るのかなど、

悩みどころが多いです。


また、

「夫婦のうちどちらが組むのか」

「夫婦でお金を出した場合は

住宅の名義をどうするか」なども

悩ましいポイントです。


共働き世帯が過半数を占める現在、

夫婦名義で住宅ローンを組む選択肢も

ごく一般的です。


ただし、

夫婦で住宅ローンを分担する際は、

税金や団信の取り扱いなど、

知っておきたい注意点がいくつかあります。


そこで今回は、

共働き世帯向けの「住宅ローンの種類」に

スポットを当てて、

単独ローン・ペアローン・収入合算など、

何種類かある住宅ローンの契約方法と、

それぞれのメリット・デメリット

についてお伝えします。



◆①
単独ローンのメリットとデメリット


単独ローンとは、

夫婦のうちの夫もしくは妻の

どちらかが契約者となって

住宅ローンを組む方法です。


住宅ローンの審査は、

契約者本人のみについて行われ、

住宅の名義も契約者のみとなります。


借入可能額は、

契約者の年収に応じて決まり、

配偶者の年収は加味されません。


そのため、

住宅購入後の家計では、

住宅ローンに関与していない配偶者の収入が

そのまま家計のプラス分になります。


その一方で、

単独契約者の年収によっては、

希望通りの金額を借りられない、

審査に通りづらい等の

デメリットがあります。


ただし、

単独契約者に万一のことがあった場合は、

住宅ローン契約者が

加入を義務付けられている

団信(団体信用生命保険)によって、

住宅ローンの残高はゼロになります。


住宅ローン契約に必要な諸費用も

一人分ですむため、

万一のリスクに備えやすい点は

単独ローンの

大きなメリットと言えるでしょう。



単独ローンのメリット

・返済時のリスクを抑えられる

・契約者に万一のことがあった場合、
 住宅ローン残高がゼロになる

・住宅ローン契約時の諸費用が1名分ですむ


単独ローンのデメリット

・夫婦の収入を合わせた場合よりも
 借入額の上限が低くなる

・単独契約者の年収が低い場合は
 審査に通りにくくなる

・住宅ローン控除やすまい給付金が
 契約者1名分しか適用されない



◆②
ペアローンのメリットとデメリット


ペアローンとは、

共働き夫婦がそれぞれに

住宅ローン契約を締結し、

自分が借りた分の返済義務を負いつつ、

相手の連帯保証人になる方法です。


ペアローンを組む際は、

夫婦ともに住宅ローンの審査に

通過する必要があることから、

原則的に夫婦のそれぞれに

定期的な収入が必要になります。


また、

住宅購入資金を負担した割合に応じて、

住宅の名義も夫婦で

分割するケースが一般的です。


ペアローンのメリットは、

借入可能額を増やせる点です。


また、

夫婦それぞれが住宅ローンを組むため、

住宅ローン控除やすまい給付金、

団信も夫婦ともに対象となります。


ただし、

契約時にかかる諸費用が2人分かかるほか、

夫婦どちらかが審査で落ちた場合は

住宅ローンを組むことができません。


また、

団信が夫婦で分かれているため、

どちらかに万一のことがあった場合も、

遺されたほうは、引き続き住宅ローンを

返済していく必要があります。


離婚により婚姻関係を解消したあとも、

やはり住宅ローンの返済義務と、

相手への連帯債務は残るため、

ペアローンを一本化するなどの手間が

発生する点にも注意しましょう。


ペアローンのメリット

・借入額の上限をあげられる

・住宅ローン控除・すまい給付金を
 夫婦ともに受けられる

・夫婦それぞれが
 団体信用生命保険に加入できる


ペアローンのデメリット

・住宅ローンの諸費用が2人分かかる

・住宅ローンの審査に一方が通らければ
 夫婦とも住宅ローンを組めない

・夫婦どちらかに万一のことがあった場合も
 もう一方の住宅ローンは残る

・離婚した場合はローン契約を一本化しないと、
 家を出た側にも返済義務と連帯債務が残る



◆③
収入合算のメリットとデメリット


収入合算とは、

ペアローンと同じく夫婦の収入を

合わせることで借入可能額のアップを

目指す方法です。


ただし、

契約者が2人になるペアローンに対し、

収入合算の場合は、

契約者(主たる債務者)は

夫婦のどちらか1人のみです。


契約者でない夫婦の片方は、

契約者とともに債務の一部を負います。


負担する債務の範囲によって

「連帯保証型」と「連帯債務型」の

2種類に分かれる点には注意が必要です。



収入合算[連帯保証型]のメリットとデメリット


連帯保証型は、

民間金融機関で住宅ローンを組む際の

収入合算で提案を受けることが多い方法です。


契約者(債務者)でない夫婦の一方は

「連帯保証人」となり、

契約者の住宅ローン返済が

困難となった場合にのみ返済義務を負います。


連帯保証人は、

債務者とは異なるため、

団信への加入や、

住宅ローン控除&すまい給付金の適用は

受けることができません。


住宅の名義も原則的には債務者のみとなります。


ただし、住宅ローン審査では、

連帯保証人の年収・年齢・健康状態なども

対象となるので、

借入可能額を計算する際には

上限額がアップする可能性が高いでしょう。


また、単独ローンと同じく、

契約時の諸費用は1人分ですみ、

契約者の万一の際も団信の適用によって

残債がゼロになるメリットがあります。



収入合算[連帯債務型]のメリットとデメリット


連帯債務型とは、

おもにフラット35の収入合算で

採用される方法です。


夫婦のうち年収の高いほうが

契約者(主たる債務者)となり、

もう一方も「連帯債務者」

として債務を負います。


借入額のうち、

どちらが何割を負担するかを決め、

その割合に応じて

住宅の名義も分け合うことになります。


連帯債務型のメリットは、

連帯債務者のほうも

住宅ローン控除や

すまい給付金の対象となる点です。


団信は対象外ですが、

フラット35「デュエット(夫婦連生団信)」を

利用すると、

連帯債務者のほうも

団信に加入できるようになります。


注意点としては、ペアローンと同様に、

住宅ローンの負担割合と

住宅の名義の割合(持ち分割合)が

ずれていると、

贈与税の対象となりやすい点です。


夫婦の収入に応じて

適切な割合に設定しましょう。



まとめ


共働き世帯が一般的になった現在、

住宅ローンの組み方も

「夫婦の収入によって

借入可能額をアップさせる」方法が

一般的になりました。


希望のマイホームを

手に入れるための選択肢が増えるのは

良いことである一方で、

単独ローンと、

ペアローンや収入合算の

どちらが良いのか迷っている方も多いでしょう。


夫婦の片方のみで

審査が通るようであれば、

住宅ローンは、

最初に単独ローンを検討する方法が

おすすめです。


理由は、

「転職・退職」「離婚」「死別」の

3大リスクに備えるためです。


転職によって収入が減少するケースや、

出産・育児などのライフイベントを機に

退職するケースも

決してめずらしくありません。


また、離婚についても、

結婚する夫婦の3組に1組が

離婚をしているとのデータもあり、

まったくの他人事として

しまわないほうが無難でしょう。


夫婦で住宅ローンを組み、

それぞれに債務や住宅の持ち分があると、

収入が減少したときや

離婚して他人となった場合にも

住宅ローンの支払いが発生することになり、

離婚時の財産分与でも

揉める可能性が高まります。


ただし、

単独では住宅ローンの審査に

通りにくい場合は、

配偶者とあわせて借りる方法も

有力選択肢となります。


住宅ローン控除・すまい給付金といった

住宅購入のための補助制度も

夫婦2人分利用することができるので、

メリットは決して少なくありません。


今回ご紹介した単独ローンと

ペアローン、収入合算それぞれの

メリット・デメリットを

しっかり把握した上で、

ご自身のライフスタイル、

ライフプランに合った

住宅ローンの組み方を見つけましょう。



それでは、また!



TOPIC「子供部屋の床の選び方!」

子供部屋といっても、

そのプランニングは子供の年齢によって

異なるものです。


保育園・幼稚園に通う年齢なのか、

小学生なのか中学生なのか。


また、

子供部屋の目的が寝室を主とするのか、

遊びや勉強部屋としても使われるのか、

などによっても変わってくるでしょう。
 

床材だけに限りませんが、

子供部屋を検討する際には、

年齢や用途に合わせ、

デザイン性だけでなく、

機能性に配慮して選ぶことが大切でしょう。 



将来性を考えて検討しよう


子供部屋は成長に合わせて、

また、家族構成や

ライフスタイルの変化によって、

将来的にリフォームするケースも

あるものです。


たとえば、

大きなスペースをふたつに仕切ったり、

子供の独り立ち後、

親の趣味の部屋として

模様替えする場合もあるでしょう。


長く使用できる素材や

デザインを選ぶのか、

リフォームしやすいタイプにするのか、

現状だけでなく

将来の変化を考慮することも大切です。
  


子供部屋の床選び4つのポイント


ポイント汚れや傷に強いこと


幼いお子さんの部屋の場合は、

汚れがつきにくく、

落としやすい性能を持つ素材を

選びましょう。


玩具で遊んだり、

いたずら書きをしたり、

食べ物を落とすこともあるので、

掃除がしやすく、

清潔感を保つことができる床材を

選ぶようにしましょう。
 


ポイント滑りにくいこと


安全性を考えれば、

滑りにくい素材であることにも

配慮しておきたいポイントです。


幼いお子さんであれば、

部屋の中で走り回ることもあるものです。


素足や靴下でも滑りにくいもの、

置くタイプの素材を用いる場合は、

ずれることのないような工夫も必要でしょう。
 


ポイント音が響きにくいこと


お子さんの年齢だけでなく、

建物や間取りにもよりますが、

音が響きにくい床材を

選ぶ必要がある場合もあります。


走り回ったり、

椅子やキャスターをひく音など、

生活音を抑える素材を

検討するようにしましょう。


特にマンションリフォームなどでは、

防音性能の高いタイプを

選んでおきたいものです。 



ポイント素材感が好ましいこと


幼いお子さんの場合は、

直接座ったり、

横になったりすることも多いので、

素材感には注意して選びたいものです。


自然を感じることができる

むく材のフローリングや畳、

手触りのよいカーペットなどもいいでしょう。

  

主な床材の種類と特徴


複合タイプのフローリングは傷に強い


一般的に木質フローリングは、

むく材と複合(複層)フローリングに

分けることができます。


むく材は、単層フローリングとも呼ばれ、

単一のむく材でできたものです。


複合(複層)フローリングは、

合板(基材)の表面に化粧材を

張り合わせたもので、

用いる化粧材によって、

薄く削った天然木の単板(突き板)タイプと、

樹脂化粧シートなど特殊加工の化粧材を

張ったタイプなどに分類されます。


一般的な住宅の居室で

多く用いられているのは、

複合(複層)フローリングです。


商品バリエーションも豊富なので、

さまざまなコーディネートが可能でしょう。


特殊な表面加工で

傷つきや汚れに強い加工を

表面に施したタイプも揃っているので、

子供部屋にも向いています。


おもちゃなど、

物がぶつかった際の表面のはがれなどを

防ぐことができるでしょう。
  


吸音性が高く衝撃も緩和してくれるコルク


コルク樫の樹皮を原料とした

圧縮成形した木質系の床材です。


堅牢で耐久性に優れ、吸音性、断熱性も高く、

適度な弾力性があるので、

足腰への負担も少なく、

万一転倒しても衝撃が緩和されるという

特徴があります。


温かみのある素材なので

子供部屋にも適しているでしょう。


塗装仕上げによっても

性能や色合いも異なりますし、

床暖房や防音性能を高めた商品もみられます。
 


素材によってはカビにも強い「カーペット」


保温性や吸音性も優れたカーペットは、

足触りも柔らかく温かみがあるのが特徴です。


ウールカーペットは、

天然素材ならではの風合を持ち、

保温性や防火性もあり静電気が

起きにくい素材です。


ナイロンやアクリルなどの合成繊維は、

防カビ・防虫性に優れています。


豊富な商品バリエーションが揃っているので、

さまざまなコーディネートが

楽しめるでしょう。
  


汚れたところだけ取り換えられる
「タイルカーペット」


正方形などにつくられた

タイルカーペットの多くは、

手軽に設置することができ、

自由に組み合わせを楽しむことが可能です。


汚れにくい機能、

洗濯可能なタイプなども揃い、

汚れた部分だけ取り換えることも可能です。


幼いお子さんの遊び場としての

スペースにも取り入れやすいでしょう。


ただし、固定しない場合は、

ずれることもあるので注意が必要です。

 

子供の遊び場として使い勝手のいい「置き畳」 


床材としての畳は、

幼いお子さんの遊び場としても

使い勝手がよく心地の良いものです。


最近では、畳表にイグサだけでなく、

和紙、麻や草木を用いた商品なども

みられます。


カラーバリエーションも揃っているので、

さまざまな使い方ができるでしょう。


移動が可能な置き畳であれば、

設置も模様替えも簡単です。


成長に合わせて

利用することができるでしょう。 



ショールームで性能やデザインの確認を


それぞれの床材は、

豊富な商品バリエーションはもとより、

さまざまな機能を持たせた商品が

多くみられます。


商品によって性能に違いがあるので、

具体的な特徴や機能は、デザインを含め、

ショールームなどで

確認することが大切です。


商品の特徴やメンテナンス方法など、

個別に確認することもポイントでしょう。


それでは、また!!

TOPIC「家族が仲良く暮らす間取り!」

家族が仲良く暮らせる家にするには、

顔をあわせやすいプランであること、

コミュニケーションがとりやすいこと、

この2点が必要だと思います。
 

同じ家に住む家族として

互いに気遣いながら仲良く暮らすには、

それぞれの様子をさりげなく把握し、

会話のきっかけが自然と生み出される工夫が

必要になります。

 
そのためには、まず、

できるだけ顔をあわせやすい

プランになるように心掛けましょう。
 

 
個室への行き来にリビングを通る間取り
 

子どものいる家庭で

採用されることの多い

「リビング階段」は、

その名の通りリビング内に

階段を設けるプランのことです。
 

家族が顔をあわせやすい間取りとして

おすすめです。

 
住宅メーカーの

「子育てしやすい」とか、

20代、30代向け」といった

キャッチフレーズのついた

住宅商品のほとんどが

リビング階段のプランを用意しています。
 

リビング階段なら、

学校から帰ってきたときも、

外出するときも、

個室への行き来の際に

必ずリビングを通ることになるので、

それとなく親は子どもの様子を

察知できます。
 

実際に子どもが「ただいま」と

言うときの表情を見て、

「元気がないな」とか、

「機嫌がよさそう」などと、

母親がわかることはありそうです。
 

子どもの小さな変化に気が付けば、

深刻な事態になる前に

対処ができる可能性がありますね。

 
 
ボウルの洗面室で滞在時間を増やす
 

もうひとつおすすめなのは、

洗面室を2ボウルにすることです。
 

家族の多い人なら

経験があると思いますが、

朝は狭い洗面室に家族が集中します。

 
洗面ボウルが複数あれば、

便利なうえに、短時間であっても

並んで歯磨きをすることで、

毎朝、子どもの様子を

把握できるのではないでしょうか。
 

 
吹抜けで階下と個室をつなぐ
 

顔をあわせる機会を

増やす間取りを採用したら、

さらにコミュニケーションを

とりやすい工夫をすることが必要です。
 

そのためには、

顔をあわせる場所に

家族が自然と集まってくる仕掛けをしましょう。

 
そのひとつの方法として提案したいのは、

吹抜けです。

 
吹抜けをつくると、

上下階の音や気配が

伝わりやすくなります。
 

階下で楽しそうな笑い声がすれば

個室にいる子どもは気になるでしょう。

 
また、料理をする音やニオイなども、

ダイニングやキッチンへの誘導に

つながるかもしれません。
 

例えば、

「お菓子をつくり始めると

部屋にいてもわかるらしく、

娘が手伝ってくれる機会が増えたんです」

と吹抜けの効果を喜んでいたそうです。
 
 

家族が集うたまり場をつくる
 

住宅の中に「たまり場」をつくるのも

よい方法です。
 

ここで言うたまり場とは、

なんとなく人が留まっていたくなる場所

のことです。
 

広い空間である必要はありませんが、

落ち着ける場所であることが重要です。
 

そして、

家族が同じ空間にいながらも、

思い思いのことが

できるようになっていると、

滞在時間が長くなると思います。
 

例えば、

ピットのような空間はどうでしょうか。
 

ピットとは本来、穴とか、くぼみのことで、

住宅の床を一段掘り下げてつくり出す

空間のことです。

 
床が低くなっているので、

潜り込むような感覚が生まれ、

その空間は他の空間と心理的に区切られます。
 

また、

ヌックのような場所を

つくるのもいいかもしれません。
 

ヌックとは、奥まった場所のことです。

 
リビングの一画に書棚を設けたり、

パソコンを置いたりして、

家族みんなが利用できるようにすると

よいでしょう。
 

このように、

家族の触れあう場所をつくり出し、

コミュニケーションを深めやすい間取りを

取り入れるようにして、

家族仲良く暮らしたいものですね。

 
家庭が円満であれば、

家そのものにも愛着が生まれます。
 

それによって、

長く暮らしたいという気持ちも

育まれると思います。
 

それでは、また
!!


TOPIC「フラット35 金利が0.01%のみ上昇」

住宅金融支援機構(東京都文京区)が

民間金融機関と提供するフラット35

2020
8月の適用金利が発表されました。
 

融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の
 主力タイプの金利幅は...
 

 1.31%(前月より+0.01%)~2.06
 

と、今月は、3か月ぶりに

0.01%
とわずかながら

金利が上がりました。
 

引き続き

1.30
%台となっており、

低金利なので

魅力的なサービスを提供中です。
 
 

融資率9割以下で返済期間が20年以下の
 金利幅は以下の通りです。
 

1.24
%(前月より+0.01%)~1.99
 

と、中期に関しても据え置きました。
 
 

融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下の
 タイプの金利幅は...
 

1.57
%~2.32
 
 
 
融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの
 金利幅は...
 

1.50%
2.25
 
 
以上のようになっています。
 

今月のフラット35は、

全体的に0.01%

わずかながら金利が上がりました。
 

多くの金融機関が、

固定金利を据え置いた中

フラット35は、金利を引き上げました

 
しかしながら、

メガバンク・ネット系バンクは、

先月まで金利を引き上げていたため

フラット350.01%の金利引き上げでは、

圧倒的にフラット35が有利です。
 

今月も

長期固定の金利は、

フラット35が強く、

魅力的なサービスを提供しています。
 

 
◆2020
8月の住宅ローン金利の傾向
 

今月の住宅ローン金利同行ですが、

多くの金融機関が

変動金利と短期金利を据え置く一方で、

中期固定金利と長期固定金利に関しては

引き下げる金融機関が相次ぎました。
 

住宅ローン金利は、

ここ数カ月不安定な推移が続いており、

住宅ローンの利用を検討している方は

注意が必要です。
 

世界の金利を左右する

米国債10年物の金利は、

総じて低下傾向にある一方、

日本の金利は上昇する等、

珍しい現象が起こっています。
 

いずれにせよ、

日本の金利の低下は限界に達しており、

今後に関しては

金利が上昇する可能性のほうが

高いでしょう。
 

新型コロナは、

私たちの生活にも

大きな影響を与えています。
 

リモートワークの導入が進み、

都心に住む必要はないと

判断した方の中には、

郊外に家を購入するケースが増えています。
 

実際に住宅ローンの利用者数は、

あまりコロナの影響を受けていません。

 
住宅価格は、

まだ大きく下がっていませんが、

住宅ローン金利に関しては、

ほぼ下がり切っています。
 

住宅の購入及び、

住宅ローンの借り換えを

検討している方であれば、

今はとても良いタイミングと言えるでしょう。
 
 

各住宅ローン商品の金利動向
 
 
変動金利
 

今月も、ほとんどの金融機関が

金利を据え置きました。
 

先月大幅に金利を引き下げた

住信SBIネット銀行ですが、

今月も変動金利の引き下げを

キャンペーンとして継続しました。
 

常に上位にランキングする

住信SBIネット銀行の動きが、

他の金融機関にどう影響するのか

注目でしたが、

あまり関係なく、

ほとんどの金融機関が

金利を据え置きました。
 
 

固定金利
 

今月は、先月の反動からか、

ネット系銀行の

多くの金融機関が、

金利を引き下げました。
 

メガバンクは、

みずほ銀行が金利を引き下げましたが

その他の金融機関は金利を据え置きました。
 

フラット35は、わずか0.01%

金利を引き上げましたが、


魅力ある水準で提供しており、

候補に1つにすべき住宅ローンであることに

間違いありません。
 

先月もお伝えした通り、

10
年固定や長期固定に影響する長期金利も、

日本銀行が0±0.2%の範囲になるように

コントロールしているので、

金利は上がりましたが、

わずかな上昇に留まりました。
 
 

◆2020
8月の住宅ローン金利の動向を総括
 

概ね金利が低下した月と言えそうです。
 

新型コロナウイルスは

世界中で猛威をふるっており、

今後も住宅ローン金利は、

乱高下を続けそうです。
 

そして

今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、

フラット35は、借入時から完済時まで

全期間固定型の住宅ローン商品なので、

今借り入れた方は35年後の完済時まで

ずっと低金利の恩恵を受けられる...

というメリットがあります。
 

いくら借入時の金利がいくら低くても、

何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活...

そうなってしまっては元も子もありません。

 
目先の数字にとらわれず、

しっかりとそれぞれの住宅ローン商品の

メリット/デメリットを理解し、

家族のライフプランに合った住宅ローンを

選択しましょう!!
 

下記のサイトにて、

フラット35の金利推移をご確認いただけます。

現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいせ。
 
http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top
 

【フラット35】の利用を予定している方、

住宅ローンの新規利用・借り換えを

お考えの方など、

いずれにしても、

早めに行動へ移すことをお勧めします!!
 

最後に、概ね金利の下がった

2020
8月の住宅ローン金利は、

まだ低水準で推移しております。
 

現在購入を検討している方はもちろん、

住宅ローンを借り換えのタイミングを

見極めているという方にとって、

金利が低い今月と翌月は、

検討する価値があります。
 

住宅ローン金利が低水準にある、

この機会を見逃さないようにしましょう。

 
それでは、また。


TOPIC「間取りは敷地環境に合わせて考える」

大きな窓は、

ものすごく開放感を感じさせてくれるし、

とびっきりに明るい光が室内に射し込むし、

心地いい風をたっぷりと採り込んでくれます。

 

しかし、そのためには、

視線を遮るためのカーテンを

つけなくていい窓にしないといけません。

カーテンを閉めてしまったら、

せっかくの開放感も明るさも風通しも、

全て台無しになってしまいますからね・・・


例えば、この写真のお家は、

中庭はもちろんのこと、

外に向かっても大きな窓をつけています。

この窓は、

道路にも誰かの家にも面していないため、

外から家の中を見られることがないからです。

 

それゆえ、日中ずっとカーテンを開け放したままで、

過ごしていただくことが出来ます。

 

敷地の環境に合わせて家は考えるもの

 

このお家の敷地は、このような感じでした。

 

・西側 → 道路に接しており正面となる

・東側 → 道路も家もなく、きれいな景色が一望出来る

      見晴らしのいい方向

・北側 → 約2mの細い道を挟んで大きな家が建っており、

      かつ、南向きの大きな窓がたくさんある

・南側 → 今はまだ家が建っていないが、

      近々建つ予定があり平屋か?2階建てか?は不明

 

このような敷地環境だったため、

家の正面となる西の方向には窓をつくらず、

家を汚れにくくしました。

そして、外壁の塗り替えというメンテナンスコストを、

少しでも抑えられるようにしました。

 

西の方向は西日が厳しいことから、

窓をつくらないようにすることで、

直射日光が部屋に入ってこなくなる

というメリットもありますしね。

 

東の方向は、家もなければ、

道路からも全く見えず、

かつ、きれいな景色が一望出来る、

とっても見晴らしの良い方向でした。


それゆえ、明るく開放的で、

また風もたっぷり採り込める

居心地が良い住まいにするためにも、

いつもオープンにしておくことが出来る

大きな窓をご提案させていただきました。

 

また、人目につかない方向であることから、

洗濯物を干す場所も、

東側にさせていただきました。

 

そして、洗面脱衣室を洗濯干場の近くに配置し、

洗濯機から出した洗濯物を、

わずか数歩で干すことが出来るようにしました。

 

かつ、乾いた洗濯物をタタミの上にそのまま取り込めるし、

たたんだ洗濯物を、わずか数歩のところにある

ファミリークローゼットに片付けられるので、

奥さんにとって最高の動線となったのではないでしょうか。

 

南の方向は、大きな窓をつけて

たっぷりと光を採り込みたいところですよね。

しかし、大きな窓つくったとしても、

正面に家が建ってしまったのでは、

光が充分に入ってこなくなってしまいます。

 

また、人目が気になってしまうと、

結局カーテンが開けられなくなるため、

明るくもなければ、開放的でもない家になってしまいます。

 

それゆえ、安定した光を一日中届けてくれる

南からの光をリビングダイニングキッチンに

たっぷりと採り込むことが出来るよう

リビングの位置を敷地の一番南に配置するのではなく、

あえて敷地の一番北に配置させていただき、

かつ中庭を家の中心に設けることで、

リビングダイニングキッチンのみならず、

家全体に安定した光を届けられるようにしました。

とっても明るいでしょ?

カーテンがいらない窓とは、

つまりはこういうこと、なんですよね。

 

晴れた日はもちろんのこと、

曇りや雨の日でも、

照明をつけなくていいぐらいです。

 

家は、要望だけで出来上がるものではなく、

建てようとしている土地がどのような環境なのか?

ということも同時に考慮しなければいけません。

 

光が入らないと分かっている場所に、

大きな窓をつくっても意味がないし、

結局カーテンが開けられないような場所に

大きな窓をつくっても意味がありません。

 

ですから、どんな土地でも、

敷地環境がどうなのか?を考慮しながら、

間取りや外観を考えるようにしていただければと思います。

 

これが、どんな土地でも、

明るく開放的で、居心地の良い

住みやすい家をつくるために

絶対に欠かせない要素ですから。

 

建ってから「しまった・・・」

と後悔しないためにも、

ぜひ覚えておいてください!

 

それでは、、、