こんにちは!
今回は当時の貴族と庶民の日常がかいまみえる万葉集をご紹介します
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都武賀野に 鈴が音聞こゆ
可牟思太の 殿の仲子し 鳥狩すらしも
つむがのに すずがおときこゆ
かむしだの とののなかちし とがりすらしも
【現代語訳】
都武賀野に 鈴の音が聞こえている
可牟思太には 御殿のご次男が鷹狩りをしていらっしゃるようである
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万葉集には特定が難しい地域の名前もたびたび登場します
都武賀野(つむがの) も どこかわからないそうです
鷹狩は当時の貴族の間で流行したスポーツで
鷹に鈴をつけていたことから
参加していない他の人からもよくわかったようですね
スポーツをしているときの男性が
かっこよく見えるというのは
女性っぽい感性です
女性からは次男が人気があったのかな?
と思わされます