◆照明に気を付けましょう
夜お風呂に入るとき、
窓のブラインドには気を付けても、
意外と気がつかないのが照明です。
照明の位置によっては、
ブラインドや窓ガラスに
体のシルエットがうつりやすくなります。
最も悪い例は、
窓とは反対側の壁に
照明がついているケースです。
これではシルエットが
窓にうつってしまいます。
また洗い場が影になり、
薄暗い雰囲気になります。
照明は窓の近くに取り付け、
シルエットのうつり込みを防ぐと共に、
影を少なくしましょう。
雰囲気のある照明を作りたい場合は、
足下に電球色の照明を取り付けると
落ち着いたシーンが演出できます。
特にプライバシーが気になる方は、
浴室をあまり明るくしない方が、
落ち着いて入浴できるでしょう。
◆窓をどの位置につけるか
窓の大きさや位置もポイントです。
最近は浴室の窓を
大きくとるケースが増えていますが、
周囲に家が建て込んでいて、
入浴中に常にブラインドを
下ろすようであれば、
小さな窓の方が安心感があります。
窓が小さい場合は、
自然の通気を確保するために、
床に近い場所に吸気用の窓を、
天井に近い位置に排気用の窓をとります。
こうすると暖かい空気が上昇し、
効率よく排気できます。
また高い位置の窓は
プライバシーを守りやすく、
入浴中に開けておくことも出来ます。
自然光を沢山とりたい場合は、
天窓を取り付ける方法もあります。
天窓は煙突のように
効率的な排気もできます。
ただし水滴がつきやすいので、
窓に傾斜を付けると
水滴が下に落ちるのを防げます。
天窓とはいえ、
透明ガラスが心配な方は、
型板ガラスなどを使うとよいでしょう。
◆中庭を有効利用する
中庭があるプランの場合、
中庭側に浴室の窓を付けると、
プライバシーを守りながら開放感を楽しめます。
スポーツ好きの家族の場合、
外から浴室に出入りできるようにすれば、
家の中に入らずに直接入浴できて便利です。
中庭を木製デッキやタイル貼りにすると、
裸足のままで外に出られます。
湯上がりにガーデンチェアで涼んだり、
ホテルライクな暮らしが楽しめそうです。
この場合、
中庭の壁を高くしてプライバシーを守ります。
ちなみにこうした中庭を
「バスコート」といいます。
浴室に外から直接入れるようにした場合、
浴室の防犯性が低くなるので、
中庭に鍵のついたドアを設けるなどの
工夫が必要です。
◆ハーフユニットという選択肢
一戸建ての住宅でも、
最近はユニットバスの浴室が
標準となっています。
浴室に天然木やタイルを使いたい場合、
ユニットバスではなかなか実現できません。
しかし建設業者は
ユニットをすすめるケースが多いのです。
その理由のひとつはメンテナンスの問題です。
在来工法(昔からの浴室の作り方)では、
年数が経つと床の防水効果がなくなり、
水漏れを生じることが多く発生します。
1階の浴室なら問題ないように思えますが、
土台などに水が染みこむと、
腐ったり、白アリを呼ぶこともあります。
ユニットバスと在来工法の
良いところを合わせ持つのが、
ハーフユニットバスです。
これは浴槽の高さまでのユニットバスで、
壁や天井の仕上げは自由に選べます。
開放的なガラスの壁を作れるなど、
ユニットバスに比べ自由度が高く、
防水工事がいらない分、
在来工法よりも安全で
コストが下がるケースもあります。
ちなみにデザインがシンプルなものが、
建築家には人気です。
◆気持ちしだいで浴室はもっと楽しくなる
最近は、ユニットバスの仕様が豪華になり、
価格も高いものが増えました。
液晶テレビや
ミストサウナ、ジェットバスなど、
気持ちをリラックスさせる機能が
充実しています。
浴室はただ入浴するだけでなく、
ホームシアターなどと同じく、
帰宅後の時間を楽しむ空間に変化しています。
浴室は裸で過ごす場所なので、
肌に触れる(近い)素材には、
やはり本物の材料を使いたいものです。
人の肌は、
ものから出る赤外線などを
微細に感じているといわれます。
天然木風やタイル風の素材よりも、
一部でもいいから本物の木やタイル、
石などを使った方が、
気持ちをリラックスさせる効果は
高まるのではないかと思います。
それでは、また!!
住宅金融支援機構(東京都文京区)が
民間金融機関と提供するフラット35の
2020年10月の適用金利が発表されました。
◆融資率9割以下で返済期間が21年以上35年以下の
主力タイプの金利幅は...
1.30%(前月より-0.02%)~2.06%
と、今月は、4か月ぶりに
金利が下がりました。
1.30%台は切りませんでしたが、
魅力的なサービスを提供中です。
◆融資率9割以下で返済期間が20年以下の
金利幅は以下の通りです。
1.21%(前月より-0.04%)~1.97%
と、中期に関しても据え置きました。
◆融資率が9割超で返済期間が21年から35年以下の
タイプの金利幅は...
1.56%~2.32%
◆融資率9割超で返済期間が20年以下のタイプの
金利幅は...
1.47%~2.23%
以上のようになっています。
今月のフラット35は、
全体的に金利が下がりました。
多くの金融機関が、
固定金利を下げましたが
フラット35も同様に、
金利を引き下げました。
メガバンク・ネット系バンクも
金利を引き下げましたが
フラット35は、
安定的に低金利の状況ですので
圧倒的に有利です。
今月も引き続き
長期固定の金利は、
フラット35が強く、
魅力的なサービスを提供しています。
また、他の金融機関に比べて
審査が通りやすいのも
フラット35の魅力のひとつです。
◆2020年10月の住宅ローン金利の傾向
今月の住宅ローン金利は、
多くの金融機関が
総じて金利を引き下げています。
住宅ローン金利は、
ここ数カ月不安定な推移が続いており
今後も乱高下する可能性が高いでしょう。
理由は、
世界の金利を左右する
米国債10年物の金利が
乱高下しているからです。
また、米国の中央銀行は、
インフレ率が2%を突破するまで、
金利を引き上げることはないと発表し、
2023年まで、金利を引き上げないと
期日まで切りましたが、
足元の金利は上昇しています。
いずれにせよ、
日本の金利が
限界に達しているのは間違いありません。
また、
住宅価格が頭打ちになり、
下落する地域も増えています。
さらに平均年収も
2020年は低下する等、
住宅を取り巻く環境は
決して良くありません。
住宅ローン金利に関しては
ほぼ下がり切っているため、
むしろ今後は金利が上がるリスクを
考えるべきでしょう。
住宅の購入及び、
住宅ローンの借り換えを
検討している方であれば、
早めの行動をおススメします。
◆各住宅ローン商品の金利動向
●変動金利
ほとんどの金融機関が
金利を据え置きましたが、
ネット系バンクのトップである、
住信SBIネット銀行が、
キャンペーン終了と共に金利を引き上げました。
しかし、メガバンクの
三菱UFJ銀行と三井住友銀行は、
借り換え時の変動金利を引き下げております。
今迄ほとんどの金融機関が
金利を据え置いていた変動金利も、
不安定な動きになってきました。
●固定金利
短期固定は、
新規の借り入れに関しては
全ての金融機関が金利を引き下げました。
しかし、三井住友銀行のみですが、
35年を超える長期固定の金利を
引き上げており、やはり不安定な状況です。
フラット35は、
金利を引き下げており、
安定的に魅力ある水準で提供しており、
候補に1つにすべき住宅ローンであることに
間違いありません。
◆2020年10月の住宅ローン金利の動向を総括
多くの金融機関が
金利を引き下げた月と言って良いでしょう。
新型コロナウイルスの問題は
まだ収束しておらず、
住宅ローン金利も不安定な値動きを
続けそうです。
しかしながら、
日本の住宅ローンの金利は、
ほぼ下がり切っている為、
住宅の購入及び住宅ローンの借り換えを
検討している方であれば、
今はとても良いタイミングと言えるでしょう。
そして
今後の不透明な金利状況の可能性を考えると、
フラット35は、借入時から完済時まで
全期間固定型の住宅ローン商品なので、
今借り入れた方は35年後の完済時まで
ずっと低金利の恩恵を受けられる...
というメリットがあります。
いくら借入時の金利がいくら低くても、
何年後かには住宅ローンの返済に追われる生活...
そうなってしまっては元も子もありません。
目先の数字にとらわれず、
しっかりとそれぞれの住宅ローン商品の
メリット/デメリットを理解し、
家族のライフプランに合った住宅ローンを
選択しましょう!!
※下記のサイトにて、
フラット35の金利推移をご確認いただけます。
現在がどれほど低金利であるか?? ご参照くださいませ。
http://www.flat35.com/kinri/index.php/rates/top
【フラット35】の利用を予定している方、
住宅ローンの新規利用・借り換えを
お考えの方など、
いずれにしても、
早めに行動へ移すことをお勧めします!!
最後に、ほとんどの金融機関が
金利を引き下げた
2020年10月の住宅ローン金利は、
まだ低水準で推移しております。
現在購入を検討している方はもちろん、
住宅ローンを借り換えのタイミングを
見極めているという方にとって、
金利が低い今月は、
検討する価値があります。
住宅ローン金利が低水準にある、
この機会を見逃さないようにしましょう。
それでは、また。
「コンクリートの値段がけっこう上がったんで、
基礎工事の値段をちょっと上げてもらえませんか?」
先日、基礎屋さんから
このようなご相談があったのですが、
ここ最近、コンクリートだけに限らず、
建築資材の価格が徐々に上がってきています。
また、国が指定する耐震や断熱に対する基準が、
厳しくなったことから、
以前に比べ、そもそもの建築コスト自体も
高くなっているのが現在の家づくりです。
そして、それに加えて、
消費税も徐々に高くなっていっているため、
ほんの数年前と比べても、
家づくりに対する負担が、
ずいぶんと大きくなってきているのが
現実ではないでしょうか?
このような物価の上昇に連動して、
賃金も上がっていっているならば、
これはこれで、ほぼほぼ
問題のない話なのかもしれません。
しかし、実際のところ、
年々、所得が上がっていっている
という実感をお持ちである方が、
一体どれくらいいらっしゃるでしょうか?
あるいは、以前の日本のように、
これからも安定して所得が上がり続けるという希望を
一体どれくらいの方がお持ちなのでしょうか?
✔家づくりも時代に合わせてしなければいけない
材料代のアップや基準のアップ、
そして税のアップによって、
建築コストはどんどん上がっていっているのに対し、
所得が上がってないか、あるいは、
今後も上がる見込みが薄いのであれば、
出来るだけ、家に対する負担を
減らす方向で考えなければいけません。
そして、品質を落とさず、
それを実現するためには、
面積を小さくするしか方法がありません。
しかし、いくつかの理由から、
家を小さくすることに対する抵抗感が拭えず、
多くの方が、結局、
家にお金をかけ過ぎてしまっています・・
理由その1:みんながそうしているから
家を建てようと思うと、
誰もが、住宅展示場や完成見学会に行くと思います。
そして、そこで目にするのが、
同じような間取りのお家です。
また、同じような広さのお部屋です。
1階には広いリビングの他に和室があって・・
2階には寝室と人数分の子ども部屋があって・・
各部屋に、それぞれ収納がある上に、
大容量のウォークインクローゼットや納戸もあって・・
ご主人専用の書斎があって・・
奥さん専用の家事室があって・・
自分たち用の玄関の他に来客用の玄関があって・・
といったお家です。
これらの要素が実現されている
お家を見続けていった結果、
夢と理想ばかりが膨らみ、
多少経済的な負担を背負ってでも、
当たり前のように自分たちの家にも、
これらの要素を求めるようになります。
理由その2:家を坪数で判断してしまうから
そして、家が大きくなってしまう2つ目の理由が、
「家はこれくらいあるものだ」という固定概念です。
「最低でも30坪はあるものだ、
出来れば40坪ぐらいは欲しい」
このようにお考えの方が、
数多くいらっしゃるのではないでしょうか?
おそらく、こうなってしまう一番の理由は、
"みんながそうしているから"だと思いますが、
それだけの大きさが、
暮らし的にも予算的にも必要なものなのかどうか、
そんなに深く考えずに決めてしまっていませんか?
理由その3:虚栄心から
最後に、3つ目の理由として、
"小さな家を建てることが恥ずかしい"
ということも少なからずあるのではないかと思います。
みんなより小さな家になってしまうことに対して、
劣等感を抱いてしまうとか、
カッコ悪いことだと思ってしまうということですね。
また、家だけに限らず土地に関しても、
出来るだけ広く買いたいという感情を、
誰しもが少なからずお持ちなのではないでしょうか?
そして、冷静に自分自身の
予算と照らし合わせが出来なくなり、
適正な予算を遥かにオーバーした
買い物をしてしまう・・・というわけです。
家づくりは、あなた自身にとっての
適正な予算の範囲内で行うべきです。
それゆえ、まずは、
あなたにとっての適正な資金計画を、
今だけじゃなくもっと先のことまで見据えた上で行い、
土地や家に一体いくらかけられるのか?を知っていただき、
その範囲内で出来る家づくりをしてください。
そして、家を考える時、
決して家の面積にはこだわらないようにしてください。
たとえ、周りのみんなよりも
面積の小さな家になったとしても、
設計次第で、より暮らしやすく
より開放的な家にすることも出来れば、
よりオシャレでより高級感溢れる家にすることも出来ます。
ということで、"家はこういうものである"
という固定概念に縛られて、
家を負担にしてしまうことのないよう、
充分注意して家づくりを行っていただければと思います!
それでは、、、
住宅ローンを選ぶ際に、
多くの方が迷うのが、
「固定金利」と「変動金利」の
どちらを選択するか、
という点ではないでしょうか。
住宅金融支援機構がまとめた調査によると、
2017年度ごろから、
住宅ローンの変動金利を選ぶ人の
割合が増加しているそうです。
最新の調査結果では
全体の過半数以上が
変動金利を選択しているという結果です。
このように
変動金利の人気が高まっている背景には、
変動金利の設定金利が、
固定金利と比較すると低いこと、
さらに、変動金利の金利水準を決める
「短期プライムレート」が、
過去20年にわたって1%台と
低い数値で推移していることなどが
挙げられます。
低金利で住宅購入のための資金を借り入れでき、
過去の実績から考えると、
金利の大きな上昇が
予測しにくいということもあり、
今改めて変動金利が
大きな注目を集めているのです。
ただし、
住宅ローンの変動金利には注意点もあります。
実際に「変動」と名がついているように、
変動金利は半年に一回、
金利の見直しが行われるのです。
この時点で、
基準となる短期プライムレートが
上昇していると、
返済額の増加や返済期間の延長などが起こり、
家計がダメージを受けることにも
なりかねません。
変動金利を選ぶ場合には、
このような金利変動のリスクを
どのように回避するか、ということが、
大変重要になってきます。
そこで今回では、
住宅ローンの変動金利のリスクを
回避する方法に着目し、
それぞれの方法についてお伝えします。
金利の低い変動金利を選びたいが、
金利上昇のリスクも
しっかり回避したいという方は、
必見です。
◆住宅ローンの変動金利は上昇するか?
●変動金利と金利上昇の考え方
変動金利を選ぶ際、もっとも気になるのが、
今後の変動金利の値動きです。
この変動金利が連動する
「短期プライムレート」とは、
金融機関が優良顧客向けに貸し出す
一年以内の最優遇金利(プライムレート)
のことです。
日銀が決定する
「政策金利」の影響を受けます。
つまり、短期プライムレートは、
実質的には日銀の管理下にあり、
国の金融政策を反映するものと
言えるでしょう。
この短期プライムレートの数値は、
1995年9月以降、
1%台の低水準で推移しており、
今後も日銀の金融政策に大幅な変更がない限り、
急激な上昇は起こりにくいと考えられています。
ただし、金利動向の正確な予測は、
経済のプロであっても、ほぼ不可能です。
今後、物価の上昇などを理由に
政策金利の引き上げが起これば、
変動金利が上昇する事態も十分に考えられます。
そのため、変動金利を選ぶ際には、
金利が上昇した場合のシナリオを
ある程度想定しておきましょう
たとえば、
金利が1%上昇した場合に
住宅ローンの総返済額がいくらアップするのか、
それは家計をどの程度圧迫するのか
あるいは、
2%や、3%の上昇ではどうか、
などをシミュレーションし、
家計の状況を考えた時、
何パーセントまでの金利上昇に耐えられるかを
事前に調べておくと良いでしょう。
ちなみに、
変動金利の金利上昇時の返済額については、
各金融機関の
住宅ローンシミュレーションなどを活用して
簡単に調べることができます。
●金利の上昇に耐えられるようであれば
変動金利を積極的に検討しよう
変動金利の金利上昇シナリオを
シミュレーションする場合、
どの程度の金利上昇を想定すれば良いか
迷う方も多いでしょう。
短期プライムレートの直近の最高値は、
1990年から91年にかけての6~8%台で
現在の経済状況(物価など)を考慮すると、
ここまでの急激な上昇は
起こりにくいと言われています。
つまり、シミュレーションする場合、
仮に最大で8%の金利上昇でも
家計が返済に耐えられるようであれば、
金利の変動を考慮する必要性は、
ほぼゼロに近いと言えます。
一定の金利上昇の可能性に
耐えられる家計であれば、
住宅ローンを選ぶ際に、
積極的に変動金利を検討することで、
現在の低金利の恩恵を
受けることができるでしょう。
◆すでに住宅ローンを借り入れている場合は?
現在、変動金利で住宅ローンを
借り入れている場合、
リスク回避の方法は以下の二種類に分かれます。
①固定金利に変更する(or借り換える)
多くの金融機関では、
変動金利から固定金利へと
金利タイプを変更することができます。
金利タイプを変更する場合、
その金融機関の固定金利の金利水準、
変更にかかる手数料の有無などを
チェックすることが大切です。
なお、変動金利から固定金利への変更では、
別の金融機関の固定金利に借り換えるのも
一つの方法です。
たとえばフラット35は、
固定金利でありながら金利の水準は低く、
取り扱う金融機関も多いため、
金利や諸費用を比較して
有利なところを選ぶことができます。
ただし、借り換えの場合、
事務手数料などの諸費用が
発生する点に注意が必要です。
金利の水準や手数料を比較したうえで、
「金利タイプの変更」を選択するのか、
他の住宅ローンへの「借り換え」を選ぶのかを
決めると良いでしょう。
変動金利から固定金利に変更する場合、
月々の返済額や返済期間も変更になるため、
変更後の返済計画が家計を
圧迫しないレベルかどうかも
しっかりと確認しましょう。
②一部繰り上げ返済をする
住宅ローンを返済中の方が
変動金利のリスクを回避する
有効な方法のもう一つは、
繰り上げ返済です。
変動金利が上昇をはじめた時点で
繰り上げ返済を行えば、
住宅ローン残高を減らして
返済利息を圧縮することができます。
そのため、変動金利を選択する際は、
金利上昇のリスクに備えて、
あらかじめ繰り上げ返済用の貯蓄を
多めに確保しておくと良いでしょう。
なお、繰り上げ返済では通常、
「返済期間の短縮」と
「毎月返済額の減額」の
どちらかを選ぶことができます。
総返済額の圧縮効果が大きいのは
「期間短縮型」のほうですが、
毎月の返済額の増加が
家計に影響しそうな場合は、
「返済額減額型」を選択するのも
一つの方法です。
◆まだ住宅ローンの借り入れを
していない場合は?
住宅ローンの借り入れ前で、
金利タイプを検討している段階であれば、
以下のようなポイントに気を付けて
リスク回避を行ってみましょう。
①ミックス金利で借り入れる
住宅ローンには、
複数の金利タイプを組み合わせる
「ミックス金利」という
借り入れ方法があります。
たとえば、
住宅購入資金の半分を変動金利、
もう半分を固定金利で借り入れれば、
金利上昇時のリスクを
大幅に減らすことができます。
ただし、ミックス金利を選ぶ際は、
変動金利のリスクを回避できる一方で
「低金利」という変動金利のメリットも
制限される点に注意が必要です。
組み合わせる金利タイプは
変動金利と
長期固定金利(全期間固定金利)が
ベターです。
5年固定や10年固定といった
期間固定型を組み入れると、
固定期間の終了後に
「変動金利に切り替わる」
(もしくは、金利の引き下げ幅が変更される)
可能性があるため、
変動金利と同様のリスク(=金利変動リスク)を
抱えてしまうことになります。
なお、
ミックス金利の繰り上げ返済を行う場合は、
変動金利部分を優先させると良いでしょう。
②一部繰り上げ返済しやすい住宅ローンを選ぶ
お伝えした通り、
変動金利のリスク回避の方法として、
繰り上げ返済は効果的な方法です。
住宅ローンの借り入れ前であれば、
一部繰り上げ返済のしやすさも
考慮してみましょう。
現在、
メガバンクや地銀も含めた
ほとんどの金融機関は、
インターネットバンキングからの
一部繰り上げ返済に対応しています。
ネット上からであれば、
繰り上げ返済手数料が
無料のところも少なくありません。
ただし、金融機関によっては、
「繰り上げ返済の予約申し込みが前日15:00まで」
「全額繰り上げ返済については
店頭での手続きが必要」など、
注意しておきたいポイントもあります。
一方、
ネット銀行の繰り上げ返済は、
メガバンク等の
インターネットバンキングと比較すると、
より自由度が高めです。
インターネット上から
24時間365日手続き可能なことはもちろん、
一円単位からの返済も可能です。
また、予約の申し込みも
前日19:00まで受け付けているところが多く、
市中銀行よりも長めです。
さらに全額繰り上げ返済も
オンラインでの手続きが可能となっており、
金融機関に出向く必要はありません。
変動金利の金利上昇リスクに
いち早く対応できるという意味でも、
ネット銀行の繰り上げ返済の利便性は
チェックしておきたいポイントです。
◆変動金利はリスク回避の方法を
しっかり把握して賢く活用しよう
住宅ローンでもっとも迷う方が多い
「変動金利」と「固定金利」。
現在、固定金利が連動する
「長期金利(新発10年国債の利回り)」は、
新型コロナの影響から米国国債の金利が
乱高下しており不安定な状況です。
一方、変動金利が連動する
「短期プライムレート」は、
低水準で安定してますが、
マイナス金利政策により底値となっており、
今後上昇するでしょうが、
新型コロナの影響先延ばしになっており
しばらくは低金利が続くでしょう。
この2つの金利の方向性の差が、
現在、住宅ローンで
変動金利の人気が高まっている理由です。
しかし、変動金利は、
固定金利にはない金利上昇という
リスクをかかえていることも事実です。
目先の低金利のみで
変動金利を選んでしまうと、
将来、金利が上昇したときに
思わぬダメージを受けることになりかねません。
金利の低い変動金利で、
住宅ローンの総返済額を
抑えたいと考えている方は、
同時にリスク回避についても
知っておく必要があります。
万一の金利上昇シナリオを考慮しつつ、
固定金利への借り換えや繰り上げ返済などの
リスク回避の手段を準備しておくことで、
低金利の恩恵を受けることができるはず。
将来の返済に困らないためにも、
今回お伝えした
変動金利のリスク回避の方法を参考に、
住宅ローンを賢く借り入れましょう。
それでは、また!!
2020.10.01 / お知らせ・新着情報
"厚生年金の加入要件を満たしながら、
国民年金にしか入っていない労働者が
約156万人に上ることが、
厚生労働省の推計で分かった。
厚生年金に加入しないと将来の年金額は少なくなる。
平成29年の国民年金の加入者に対する
調査で就業状況を元に推計した。"
先日、新聞記事にこのような内容が
掲載されていたのですが、
これは、企業側が従業員と折半して支払うことになる
厚生年金の保険料負担を嫌がった結果、
こういう状況になってしまっているということです。
そして、そんなことをしている企業が、
なんと全国で約40万もあるということでした。
もちろん、厚生労働省も国税庁と連携し、
加入指導を強化していくとのことですが、
今後この年金問題は、
もっともっと深刻な問題に
なっていきそうな感じがしますよね・・・
年金問題は、私たち世代にとって、
決して他人事ではない
深刻な問題となってきています。
というのも、私たちは、
国から支給される年金だけでは、
とてもじゃないけど
老後生活をやっていけないからです。
国が発表したデータによると、
65歳以降の夫婦にかかる最低生活費は、
平均的な年収の夫と専業主婦の妻が支給される年金額を
上回っているとのことでした。
具体的には、約22万円という年金額に対して、
最低生活費は、約22.5万円かかるということらしいです。
しかも、これには、
住宅ローンやアパートの家賃といった居住費や、
旅行や趣味、子や孫に対する資金援助などの
ゆとり資金が入っていないと言われており、
それらまで加味すると、
65歳までに住宅ローンを完済していることを前提として、
さらに毎月13万円ほど必要になる
ということなんですよね。
それゆえ、私たちは、
厚生年金までかけておくことはもちろん、
国から支給される公的年金だけじゃなく、
上積み分として、自分自身で
私的年金をかけていく必要があります。
若いうちから計画的にコツコツと、です。
✔先のことまで考えた資金計画を!
家づくりをする時には、
絶対に資金計画をしないといけないのですが、
その際には、今の状況だけを考えるのではなく、
もっと先のことまで考えなければいけません。
例えば、私たちの将来は、
国から支給される年金が
なくなることはないとしても、
確実に国から支給される年金は不足します。
それゆえ、老後資金の備えも、
これを機会にしっかりとしていかないといけません。
例えば、私的年金の1つに
個人型確定拠出年金のiDeCoがありますが、
これは、会社員なら毎月23,000円を上限に
加入することが出来る
個人が自己負担でかけていく年金です。
なぜ、これをご紹介したのか?というと、
この掛け金は、全額所得控除の対象となるからです。
例えば、毎月23,000円をかけたとした場合、
年間で276,000円が貯まるわけですが、
もしあなたが納めている所得税の税率が10%としたら、
年末調整で27,600円が返ってくることになります。
また、10%の住民税もその分安くなるから、
さらに27,600円もの節税効果がある
ということになります。
つまり、年間で合わせて約55,000円もお金増える
ということになるのですが、
銀行や生命保険でこれだけお金が増えるということは
絶対にあり得ません。
また、この年金は、
預けたお金を投資信託でも
運用することが出来るのですが、
もし運用によって増えたお金があったとしても、
増えた分に対して通常かかってくることになる
約20%の税金もかかることもありません。
つまり、増えたら増えた分、
丸ごといただけるということですね。
これが、この商品の特徴です。
これは、1つの例ですが、
これからの不確実な未来に備えるためには、
誰もが自分自身で勉強し、
ある程度お金に対する正しい知識をつけ、
自己責任でお金を貯めていく必要があります。
そして、その余力が出来るように、
無理のない返済計画でもって、
家づくりの計画を立てなければいけません。
ということで、
家づくりの基本として、
間違っても、家を建てたことで、
これから先が苦しくなるような資金計画だけは
しないようにしていただければと思います。
それでは、、、