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皆戸中建築ブログ

道を行くのは? ~万葉集~

2024.06.20 / スタッフブログ

こんにちは!

今回は解釈が分かれる万葉集をご紹介します

▼

草陰の 安努な行かむと 墾りし道 
安努は行かずて 荒草立ちぬ

くさかげの あのないかむと はりしみち
あのはいかずて あらくさだちぬ

【現代語訳】

安努に恋人がいるので通おうと思って 切り開いた道なのに
安努に行くことが少ないので 雑草が生い茂ってしまった

▲

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安努(あの) は
現在の沼津市原町 
当時で言うと 駿河国の阿野荘 のことと思われます



句の解釈はさまざまです

安努は行かずて の意味合いを

①安努に行くことが少ない

②安努に行く人が少ない

どちらでもとらえられるようです


①行くことが少ない とすると

道をつくったのに安努に行かなくなってしまった自分を

責めているような印象も受けます


または、恋人との関係が薄くなったのかな?

と勘ぐってしまいます


②行く人が少ない とすると

切り開いた道を 使ってくれる人が少ない

自分のためでもあるけれど、人々のためにもなると思って

道をつくったのに、使ってもらえなくて残念

という印象になります



限られた文字数で
読んだ人全員にわかるように
気持ちや状況をすべて表現することはできません


ですが
時代背景や土地のことを知っていると
言葉や句全体の雰囲気から
読み取れることも増えます


少しの情報でも
感じ取れることが多い方が

何事も面白く感じることができる気がします



お風呂リフォーム

2024.06.17 / スタッフブログ

先日、お風呂のリフォームをさせていただきました spa

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とてもきれいshine


既存のタイル風呂からユニットバスにリフォームすることで、
きれいになり、さらに断熱性能も上がり、冬の寒さも和らぎますconfident



タイル風呂特有の入り口の段差も解消され、出入りしやすくなりましたhappy01
また、「段差解消」工事は、補助金制度の対象になります。

 例)「介護保険 住宅改修」 「子育てエコホーム支援事業」

before
工事前 段差解消.JPG


after
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段差解消shine

段差につまづいて、転倒するリスクも減りました。
さらに、浴室内に手すりを設置すると、安全安心ですねhappy01

手児の呼び坂 ~万葉集~

2024.06.14 / スタッフブログ

こんにちは!

今回も静岡県にちなんだ万葉集をご紹介します


▼

東路の 手児の呼び坂 越えがねて 
山にか寝むも 宿りはなしに

あづまぢの てごのよびさか こえがねて 
やまにかねむも やどりはなしに


【現代語訳】

東路の手児の呼び坂を超えようと思っているが

なかなか越えることができず 借りる宿もないので

今日は山で寝ることにしよう

▲


ここでいう 東路 (あづまぢ) とは

東へ行く道、東を通る道、東の地方など


商人や防人、旅人は東海道を経由することが多かったので

たくさん歌が残っています


手児の呼び坂 (てごのよびさか) は

静岡市駿河区丸子 安倍川付近のこと


手児の呼び坂 を越えれば
駿河国府や安倍の市のある安倍郡でした


当時の人々にとっては
通り道としてなじみ深かったのでしょうね



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今は完全な山道でハイキングコースになっているようですが

東海道の最古の道ときくと

ちょっとロマンを感じますheart02


貴族と庶民の日常~万葉集~

2024.06.07 / スタッフブログ


こんにちは!

今回は当時の貴族と庶民の日常がかいまみえる万葉集をご紹介します


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▼

都武賀野に 鈴が音聞こゆ 

可牟思太の 殿の仲子し 鳥狩すらしも

つむがのに すずがおときこゆ 

かむしだの とののなかちし とがりすらしも


【現代語訳】

都武賀野に 鈴の音が聞こえている 

可牟思太には 御殿のご次男が鷹狩りをしていらっしゃるようである

▲

万葉集には特定が難しい地域の名前もたびたび登場します

都武賀野(つむがの) も どこかわからないそうです


鷹狩は当時の貴族の間で流行したスポーツで

鷹に鈴をつけていたことから

参加していない他の人からもよくわかったようですね


スポーツをしているときの男性が
かっこよく見えるというのは

女性っぽい感性です


女性からは次男が人気があったのかな?
と思わされます



急ぐ舟と万葉集

2024.05.31 / スタッフブログ

こんにちは!

みなさんは運転中に
他の運転手がどんな状況にいるか
考えることはありますか?


追い越したり
赤信号でもじりじり前に出て行ったりしている車を見ると

急いでいるなあ早く行きたいのかなあと思ったり

強引な運転をしてくる車を見ると
イライラしているのかなと思います


乗り物の動き方は運転手の気持ちに左右されるし

他の人もその動きを見て運転手の気持ちを感じ取ります



車ではありませんが

今回は急ぐ舟を見て
思いを歌った歌を紹介します

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▼

志太の浦を 朝漕ぐ舟は よしなしに 

漕ぐらめかもよ よしこさるらめ

(作者未詳 巻十四・三四三〇)


しだのうらを あさこぐふねは よしなしに

こぐらめかもよ よしこさるらめ


【現代語訳】

志太の浦を 朝早くから漕いで行く舟は
理由もなく漕いでいかないだろう

きっと何かの理由があるに違いない

▲


ここで登場する若者は漁師という説もあり

女性のもとに長居しては
朝の魚の群れが逃げてしまうから
急いでいるのだ

という見方もできるそう


朝早くから漕ぎだしている舟を見て
そこまで思いをはせるのは

作者に経験があるのでしょうか?

朝帰りする若者をからかう歌でした

フリーマーケット

2024.05.29 / スタッフブログ




本日は、お客様が作られた素敵な作品たちのお写真をいただいたのでご紹介です✨



先日、竜洋町にある聖寿寺にて開催された、ぽかぽか市という

フリーマーケットへ参加されたそうです。



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浜北ショールームにもいくつか作品を置いていただいています。

ご興味のある方は、ぜひ見てみてくださいね😉





BinO磐田|富丘モデルハウスオープン

2024.05.18 / スタッフブログ




本日、磐田市富丘にBinO磐田の新しいモデルハウスが

オープンしました🏠✨


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オープン初日から、たくさんのお客様にご来場いただきました🌹

ありがとうございました!


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オープンイベントは明日も開催しております📣

また、ご見学は完全予約制となっておりますので、ご予約をBinO磐田HPより

お願いいたします📒








澪標と万葉集

2024.05.17 / スタッフブログ

こんにちは!

今回は浜名湖にまつわる万葉集をご紹介します

報われなかった女性の思いを歌っています


▼

遠江 引佐細江の 澪標 吾を頼めて 浅ましものを

とほつあふみ いなさほそえの みをつくし あれをたのめて あさましものを

作者未詳 巻十四・三四二九


【現代語訳】

浜名湖の引佐細江にあるあの澪標(みおつくし)を頼るように
私を信じさせたくせに
あなたは軽い気持ちだったのですね

▲


澪標(みおつくし) とは
船が浅瀬に乗り上げないで安全に進めるように
水深の深いところを示すための標識です


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今では細江町(ほそえちょう)の町章になっているそうです


海で仕事をする人にとって

澪標(みおつくし)は航路の指標となる大切なもの


作者の女性はそれくらい相手の男性を信じ頼っていたのでしょう


でも、それは片思いで

相手はそれほど気持ちがなかったことを悟り

嫌味のひとつでも言いたくなる

そんな思いが伝わってきます


恋愛はいつの時代も思い通りになりませんね

伊豆の海と万葉集

2024.05.10 / スタッフブログ

こんにちは!

今回は伊豆の海にまつわる万葉集をご紹介します

伊豆は東海道からはずれていたせいか
万葉集に登録された歌はあまりなく

貴重な一首です

▼

伊豆の海に 立つ白雲の 絶えつつも 継がむと思へや 乱れそめけむ

いずのうみにたつ しらくもの たえつつも つがむともへや みだれそめけむ

作者未詳 巻十四 三三六〇


【現代語訳】

伊豆の海に湧き立つ白雲のように、湧きあがっては消え
湧いてはまた流れ去ってゆく

そのようにお互いの行き来が途絶えがちであっても、
なお 二人の仲を続けようと思う気持ちが私にあるから、
心が乱れはじめてしまったのでしょうか

▲

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乱れそめけむ は

相手に逢いたいゆえ心が乱れるという意味だそう


現代のミュージシャンも
海の白波と恋心を重ね合わせる詩を書くことが多いですが

奈良時代の人も同じようです


相手はそこまで気持ちがないのに
繋ぎとめようと乙女の心が乱れるさまは

なんとも切ないです


いつの時代も人の心は変わりませんね


浜北にまつわる万葉集

2024.04.27 / スタッフブログ

こんにちは!


今回は浜北にまつわる万葉集をご紹介します


▼

伎倍人の 斑衾に 綿さはだ 
入りなましもの 妹が小床に

きへひとの まだらぶすまに わたさはだ 
いりなましもの いもがをどこに


【現代語訳】

伎倍の人が使う 斑に染められた夜具に綿がたくさん入っているように
自分も入ればよかったなあ 妻の寝床の中に

▲

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奈良時代の浜名地区には
織機や治水などの技能に優れていた渡来人たち=伎倍人(きへひと)が
住んでおり栄えていたそうです

寝具の職人さんもたくさんいたことでしょう


ちなみに
伎倍人(きへひと)が由来で
地域の名前がついたそうです

現在もプレ葉ウォークのそばに
伎倍(きべ)小学校があるように

貴布祢のことを昔は
伎倍(きへ)と呼んでいたんですね


また
斑衾(まだらぶすま)は
斑模様の掛け布団のようなもの


綿さはだ(わたさはだ)は
綿がたくさん詰まっている様子


綿がぱんぱんに詰まった掛け布団の中で
愛する人が眠っている

そこで一緒に眠りたい

と思うのは自然な気持ちですね



何気ない思いを歌っていますが

浜松は織機で栄えた町ということ

奈良時代から続いていたことがかいまみえます


歴史を感じられる一句です